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玄関がない! 合理的なアメリカの家

前、ラスベガスに行き始めたころ、いわゆるアメリカの「普通のサイズの家」(starter home とよばれる、寝室3つ程度の家)の間取りに、ぼんやりとした違和感を持って眺めていたことがあります。

しばらくして、どこか、日本の記事か中で、

アメリカの家は、合理化のために、玄関を作っていないのです。

「日本も、狭いのだから、同じようにすれば、スペースが広く使えます」という意見を見て、「そうだったのか、、、」と思ったことが。

たとえば、これは、私の持っている家のひとつ。【キッチンとリビングルームの間はキッチンセットで仕切られていますが、それが書き込んでありません】

玄関がないアメリカの家、間取り


入ってすぐ、リビング。

これが、アメリカの「中流の家」。

ドアを開けると、イキナリ、テレビを見たり、食事をしたりして、くつろいでいる家族が目に入ってしまうので、プライバシーを気にする日本人にとっては、慣れないかもしれませんが、人をお招きするときはあらかじめ体裁を整えるわけですから、そう考えると、玄関って、お届けの人に中を見られないためだけ?

こうなると、お届けの人だけのために、一坪何百万のスペースを整え、その結果、自分の寝室は、小さくなってしまったよ、というのも、都市生活者にとっては不合理だ、ということになるわけですね。なるほど、なるほど。

この物件も、

「玄関は要らないよ、その代わり、バスルームの数は、多い方がいいんだ!」

というはっきりとした哲学があるようです。これが、この家のstarter homeであるゆえん。

スターターホームは、まさに、「最初の家」という意味で、家族生活をスタートさせるための家なんです。小さい子供が何人かいる家は、子供中心の生活。「特別なお客様を呼んだときのためのスペース」やら「宅配の人と受け渡しをできるためのエリア」が必要になるような、格好をつけた生活は、してませんね(爆笑)。

確かに、それよりは、「トイレ3つ!」は説得力があります。

日本で、同じサイズ【大体、ガレージを抜いたら、120平方くらいで、大きいともいえません】の3ベッドルーム物件で、トイレ付バス2個に加え、さらに、3個目のトイレを用意する間取りの物件がどれだけあるでしょう。相当高級感のある物件になってしまうのでは?それに対し、私のこの家は、まさに、「フツーの家」なんですね。

そもそも、通常、家族の出入りは、ガレージから。

ガレージから入った先は、買い物をすぐおけるように、この家のように、キッチンとするのが定石。小さい家だけあって、間取りをシンプルにしながら、スペース、最大限活用してますね。

1階には、「廊下」というコンセプトは、存在しておりません!

アメリカの生活では、「玄関」とか、「廊下」って、本当にあまり作らないようにするんですね。

もちろん、余裕がある世帯が求める家屋というものは、大きなエントランスやら奥の寝室に向かう廊下、なんに使うのかわからない多目的の部屋などが、がんがん、設計、投入されているものです。

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