米寿記念10億寄付の女性
昨日、ニュースや新聞で拝見した、「10億をためたご夫妻」が、南足柄市に、教育目的でご寄付をされたといいます。
なんと、すばらしいご夫婦かと、心から、感銘を受けました。
記事は、こちらから。
この女性は、高校教師や料理教室の先生などを経て、ご主人と、厨房設備の関係の会社を経営され、「お風呂の水も使い回しして」お金をためられたそう。すでに福祉目的で、前にも別のところに、5億、寄付されているといいます。
女の私ですから、細かいところも、ちょっと、チェック。お召しのお着物やご着用のめがね、どう見ても、高級品。また、取材で出てきたご自宅も、それなりに、重厚感があり、素敵でした。
「宝石なんか、一つも買いません、1つ、ふたつあれば、それで充分ですから」
「外食なんかは一度もしたことがありません」
とのコメントですが、このような、上品な押し出しからすると、「まったくお金を使わない」、単なる、「なんでもケチケチ」さんなのではなく、「使うところと、使わないところのメリハリがはっきりつけられる」真の経営者、投資家、ビジネスパーソンでおいでなのだなと、感服しました。
住居や、身の回りのものはきっと、「良いものが長持ちで、結局は、経済的。その代わり、スペースが無駄だから、絶対いるものしか買わない上、ひとつひとつは、大切に」といったモットーなども、お持ちなのではないでしょうか。一見豪華でも、体に悪い外食をするより、ご自分たちで、素材などにこだわった、健康によいお食事をされ、ますます、健康増進、ビジネス発展をされたのでしょう。
目的のある、無駄のない生活、本当に立派ですね。
私も、出産時に母子ともに生死の境をさまよい、2,000万以上の医療費をかけていただき、先進国に住むものとして、救命していただいたという経緯があり、それがきっかけで、アフリカの女性を支援する非営利団体(HPはこちら)を主宰するにいたりましたが、そのときの病院やお医者さんにも感謝の念がいっぱいで、「将来、一千万単位の寄付が出来たら」と希望していました。
このニュースに接し、自分の生き方をこうも規律し、88歳までがんばれば、10億だって、夢じゃないのか!と、自分の志の低さに、恥じ入りましたが、このご夫妻に、大変な、インスピレーションを、いただき、感謝の気持ちです。
それより、気になる、寄付金の行方。南足柄市、この女性の志に沿ったお金の使い方、できるのかしらん、、、【お役所って、一般に、お金の使い方が下手だから、ちょっと、色眼鏡、、、】
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