HOME > 対デトロイト不動産投資 > 

2007年3月に、1万5,000ドルで購入した利回り40%物件

2007年3月に、入居済みの投資物件を、なんと、現金1万5000ドルで買ってしまいました!

利回り40%物件

ミシガン州
C通り8057番地
シングルファミリー
補修不要
入居者あり(家賃500ドル)


家賃は、500ドルで、市価からすると、割安に設定しているようです。子供の数が多いシングルマザーが住んでくれていて、管理会社によると、大変きれいにしてくれているそうなのです。

家賃が、だから、割安だけれど、まあ初年度は、まあいいか、と思っています。一回空室になると、数ヶ月もあいてしまっては、結局元も子もなくなりますから、、、

修理も当面必要なく、ただ、一回、水が地下に漏ったと言うことで、管理会社が、対処したようです。

中の状況は、最高(アメリカでは、mint conditionといいます)と言うわけではさすがにありませんが、「500ドルなら」と大切に住んでくれる人がいるのですから、ありがたいです。


開設すると、ミシガン州は、人口減少や産業衰退もあり、「値上がりする」様なところとは思われていません。


私の取れる道はふたつあるのです。


実は、この物件は、6万ドルの査定額が出ました。

なので、すぐ、リファイナンスをかけることもできます。そうすると、多分、

  6万ドル×8割-7,000ドルくらい(銀行手数料)=4,1000ドル

位、引き出せる計算になります。

1,5000ドル投入し、それが、数ヶ月で、2.7倍に???


ただ、これをすると、お気づきのように、ローンの手数料は大きいわ、返済が、大きく、家賃の分を吹き飛ばし、多分、税金、保険を入れると、マイナスキャッシュフローになるわ、と、長期的には、出口戦略に困ることになる可能性があるのです。

というのも、この地方は、それほど活発な市場ではなく、そのために、これほど、割安物件が買えてしまったのですから、、、、


いくら、6万ドルの査定が出たからといって、すぐそのまま、6万ドルで売れるような市場ではないのです。ひょっとしたら、この後、ずっと持っていても、査定額満額で売れるようなことは、ずっとないかもしれません。その程度の市場です。


もうひとつの道は、ローンをつけず、「そのまま持っておくこと。」

利回りが表面で40%ですから、投入資金である、15,000ドルを回収するには、2年半も必要ない計算です。(これは表面なので、本来は、税金、保険が入り、空室リスクや修理費を含めれば、現実的には、3年以上かかると思います)。

だから、とにかく、2、3年で、投資資金が回収できる優良賃貸物件なのですから、「このまま何もしないで現金で持っておく」だけで、十分、毎月、200ドルくらい、ポジティブキャッシュフローになっているのです。


1万5000ドル投入し、毎年のキャッシュオンキャッシュリターン(実質で、投入資金に対して実際に毎年帰ってくるお金)が、16%ですから、相当割りのいい投資ですよね。それに、メンテもちゃんとしておけば、たとえば、5年後(あるいは、10年後?)には、4万ドルとか、もっと高値で売れないものとも限りません。


このように、現在悩んでいるのは、サブプライムレンディング問題で、リファイナンスでもなんでも、銀行の手数料がめちゃくちゃ高くなっているから。

私のような外国人は、いくら与信が良くても、「サブプライムローン」的な扱いをされてしまい、与信の良いアメリカ人なら問題にならないような悪条件で、ローンを組まなければいけないのです。


銀行のみになってみれば、外国に住んでいるとわかっている外国人相手ですから、私の「夜逃げ」なんか、簡単ですよね?というか、夜逃げすらしなくても、支払いをやめるだけで、物件放棄ができてしまうと言うか、、、

そんな相手を対象にしたローンですから、慎重になるのも、無理はありません。これは、在外の投資家として、仕方がないことだとあきらめています。

中山からのお願いです。
記事がお役に立ったら、下の2つのボタンをクリックし、ブログに投票してください!
人気ブログランキング にほんブログ村  海外生活ブログ アメリカ情報へ
ご協力お願いします。
中山道子メルマガ登録URL
お名前
Eメール
Eメール(再)

ご登録は無料で、解除は、随時可能です。
最近の配信例は、こちらから。大体、月1度くらいの配信です。

*********

メール配信解除
ご登録のメールアドレスを入力し、解除ボタンを押してください
登録メールアドレス

≪ 一つ前のページに戻る ≫


このページの▲TOPへ戻る