2011年8月22日月曜日、日本居住者への多通貨融資緊急停止
東京から対米不動産投資を行っている中山道子です。現在、米国での2ヶ月の滞在の最後の一週間を迎えています。滞在先ミシガン州から、先週は、イリノイ州のシカゴに行ってきました。小さいのにNYのようで、皆さんが楽しいといわれる理由が少しわかりました。
さて、帰宅後、くつろいだ日曜日を過ごし、今日月曜日の朝、「日本時間」メールをいくつももらいました。
その中には、私がここ何年か、融資窓口をつとめてきた「多通貨ローン」、通称「円ローン」の融資を、一時的に、日本在住者に停止するというそっけないメールが。
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Following a recent business and cross border review I am writing to advise you that we can no longer offer accounts which include International Mortgage Service to residents of Japan.
Unfortunately this includes all pending applications awaiting a formal loan offer and we have written directly to the relevant applicants to advise them of this position.
I am sure that you will appreciate that such activities are subject to constant change and re-evaluation and we apologise for any inconvenience caused.
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(概訳)最近行われた見直しの結果、日本居住者に対しては、今後、国際融資をご提供することができなくなりました。
残念ながら、これは、現状申請中であって、正式な融資決定をご案内していない方に対しても、同様です。これらのかたがたに対しては、直接、ご連絡を申し上げました。
このような活動は、常に変化や見直しの対象となることは、ご理解いただけると思います。ご迷惑をおかけし、お詫びします。
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私自身は、対米融資のご相談が圧倒的だったところ、最近は、米国への評価が低いため、融資比率等で条件が悪いということがあり、特段、この融資を利用することはお勧めしてきませんでした。
ただし、オーストラリア、カナダ、香港、ヨーロッパの一部の国などへの融資は平常化しいていたのですが、、、
どういう理由かは、私たちには、知らされませんが、円高のせいといったことでは、ないようです。
このブログをご覧になっている方には、あるいは、それほど大きなショックではないかもしれませんが、日本の今後のガラパゴス化は、こんなところからも、進行するのでしょうか、、、
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