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あなたは、”貧乏そう”に振舞えていますか? 《息抜きコラム》

こんにちわ。いつも貧乏そうに見えている中山道子です。

今日のコラムは不動産記事とかとはあまり関係ないので、息抜きにするか、スルーしてくださいm_m


++++++「ストラテジーとしての貧乏らしさ」


なんか変な出だしですが、「貧乏そうに見える」というのは、実は海外では結構生存本能とリンクされていて、私が、これを、ストラテジーとして始めて意識したのは、ニューヨークで働いていたときのことでした。

そのころのこと、一人、営業職ではなく、内勤の多い上司が、マンハッタン内の自宅のパーティーに招いてくれたとき、ご自宅の豪華さにびっくりしたことがあります。その方は、いつも、ぼろぼろの外見で、エレガントで知的なマンションの一室とは、どう考えても、イメージがマッチしませんでしたから、、、

その頃、多くの上司は、ウエストチェスターなどのリッチな郊外からの出勤組。そういう場合、電車は、「似たような人(=高級スーツにWSJ)」で固められているので、郊外在住者は、リッチそうな格好をしていても、それほど問題がなかったようです。

それに対し、この上司は、独身だったため、居住に便利なマンハッタンに住むことを選んでおり、市内でも、地下鉄を使っていました。ERGO(ラテン語:であるから/therefore)、”貴金属ゼロ””貧乏そうな格好”でないと、おちおち、出勤もできないわけです。

マンハッタンで働いていた間、セックスアンドザシティーに出ているような高価なハイヒールをはいた方々が闊歩しているのなんかは、あまり見たことはなかったですが、それは、そういう方々が、私の出勤時間には、出歩いたりしていなかったからなのでしょうか、、、

いずれもせよ、当時は、「あんなにお金持ちなのに、市内に住むために、あそこまで貧乏らしく見せかけないといけないなんて、お金を稼ぐ意味がないじゃないか」などと、余計なことを考えましたが、それでも、この方の例は、やはり、外見がいかに大事かということについて、私の頭に、焼きついたのでした(←普通と逆の意味で)。


++++++「リスク管理としての貧乏らしさ」


その後、自分自身が、自営になってからは、仕事着は、常に「普段着(=スマートカジュアルならぬ、スマートじゃないカジュアル)」。正直、もう少し何とかしたほうがいいのかなとも思うのですが、この年までに、途上国への数限りない旅行をした時も含めて、一度もスリなどにあったことがないのも、ひとえに、”貧乏そうに見える”からではないかと、思うのデス。

コスタリカに行ったときも、現地の日本人の方に、服装を、(逆の意味で)ほめられましたっけ。「完全に、現地に住んでいる人と同じだよ!」って、、、いや、あの、そのときのスニーカーは、New Balanceの真正品だったんで、絶対、現地の人とは違うオサレでリッチな私だったと思ったのに、、、すでに、多少高額のものを身に着けても、雰囲気自体が、貧乏そうなのかしら、、、大汗

さて、日本国内では、治安は、比較的いいので、そこまで、貧乏そうに見える必要はないのかもしれません(←変な考察)。実際、国内旅行中にホテルのレストランで食べようとして、入り口で待っていたのに、ウエイターさんが来てくれないので、あきらめて、もっと安いところで食べざるを得なかったなんてマイナス?経験も、ありますし、、、(←散財しなくてすんだので、考えようによってはやっぱりプラスだ!)

しかし、ドレスアップして電車に乗って、痴漢に会ったり、よっぱらいに絡まれたこともありますし、やっぱり、”貧乏そうな格好”ライフの素敵さは、一度経験してしまうと、なかなか、手放せません。(←私の場合は、単におばさん化しているだけか?)


+++++++「節約術としての貧乏らしさ」


今日は、地元の商店で、「卵を買いたいのですが、10個パックのは、いらないんです」と堂々と申し出たところ、「それじゃあ、好きな数でいいわよ」と、いわれ、見事4個ゲットに成功しました。ここでのポイントは、「4個パックが買えるスーパーまでわざわざ足を運ぶ」(それなら誰でもできる)のではなく、思いついたとき、その場で、4個買いを引き寄せるプレゼンテーション力の大切さです。(←強弁気味、、、)

続いてピーマンを買おうとしたところ、よほど貧乏だと思われたのか、「そっちは値下げ品でないから、色が変わったこっちをどうぞ」といわれ、4割引で、ちょっとだけ黄色くなっているピーマンが入ったパックを薦められたので、そちらを買って、帰ってきました。私の貧乏らしさは、完全に、以心伝心。別段、値段交渉や、セール漁りなんか、そもそも、する必要すら、ない領域に達しているのです。(、、、!?)


□□□□□□「不動産投資家としての貧乏らしさ」


実は、不動産オーナー様というのは、私の経験では、皆さん、結構、”貧乏そう”な格好や振る舞いが好きです(←差しさわりのある発言)。

小さめのマンションなどの周りで、汚い格好/貧乏そうな高齢者様(=制服を着ていない)が、清掃などしていたら、私は、9割、オーナー様と思って接します。

不動産で資産を作られるタイプのお金持ちは、比較的質素である、というのは、デパートの外商の方もいっておいででしたので、私だけの感想ではないと思います。これは、不動産の場合、仕事上、付き合う相手が限られているから。

銀行相手の場合、銀行さんが見るのは、通帳/帳簿と納税記録だけですので、体裁を繕ったりしたら、逆に、マイナス評価になる可能性も生じます。

テナントさん相手の場合は、投資本には、必ず、「オーナーは、自分は清掃/管理のものですといいなさい」と書いてあります。テナントさんに注意をしたり、家賃を回収するときに、毛皮のコートなんかを着ていっても、何もいいことはない、というわけです。

しばらく前に、日本でも、親切にしてあげた家賃滞納者に殺害された資産家オーナー様の事件が報道されたりしましたが、これも、「自分は管理会社のものです」と言い続け、”雇われている人”らしく振舞っていれば、殺されるまでの状況には、なりにくかったのではないでしょうか。まあ、田舎だと、多少貧乏を装っても、「あの人は資産家だ」などと、内実はバレバレだったりするのが、困りものですね。


+++++++「習慣としての貧乏らしさ」を身にまとおう!


世の中に、よく、「金持ちの○つの習慣」といった本が出ているのを見かけます。

しかし、そうした本にはあまり書いてない重要な「不動産型金持ちの習慣」が、この「貧乏を装う」テクニック。

皆さんも、不動産型の金持ちの習慣をピックアップしたいなら、黄色いお財布はいいですから、ぜひ、まずは、”貧乏そうに振舞う”技のほうを、習得してください。専従の不動産オーナー様というのは、J☆Lのファーストクラスにも、乗られません(例外は、健康問題がある方)。こっちを目指す方は、はっきり言って、”そっち系”を研究したら、かえって逆効果といった可能性すら、ないとも言い切れません。

しかし、本当にお金がない場合でも、お金のある方の習慣を取り入れることは、決して難しくは、ないのです。

特に、男性の場合は、「学生のときの外観を維持する(特にバックパック)」だけで、”不動産リッチ”的な雰囲気は、容易に模倣が可能です。(但し、不動産長者は良識人が多いので、人間的には、成長する必要があります。アメコミや、多量の飲酒等、真の大人が眉をひそめるような学生趣味は卒業してください)

女性の場合は、ずばり、私をお手本にして下さって結構です(自信満々)。女性のこととて、やはり、化粧をしたくなる欲求が生じるかと思いますが、ここで、「安い化粧品」にランクダウンする等、姑息な解決を求めるのではなく、「化粧自体を、しない」思い切りが、「アクセも要らない」、「バッグや洋服も、不要」、ひいては、「バブリーな友人達との社交からの卒業」という、あらゆる吉の連鎖を生むのです。(アトピーもよくなるかもよ。でも、全快のためには、食事療法もプラスしてネ)

男女とも、この私のように、途上国では、地元民から道を聞かれ、国内では、お店で接客もしてもらえなくなる頃には、「中流を装うために必要だと思っていた経費=実は無駄な浪費」は、すべて貯蓄に回り、最初の物件の投資費用(自宅はほんとにリッチになるまで買っちゃダメ)として使える額となることでしょう。


いくつか、ご注意点です。不動産系の貧乏らしさは、あくまで、効率を追求します。単純節約系の貧乏らしさ(自宅ローンの繰上げ返済が目的とかの貧乏生活)とは、一線を画さないといけません。節約はもちろん、大変すばらしい美徳ですが、それ自体を至上目標にして、セールのために、ずっと遠いスーパーに遠征して、投資の勉強や正規就業ができる時間がつぶれたりといった、タイムマネージメント意識のない主観的な節約行動(penny pinching)は、不動産系の貧乏らしさの本懐とはいえません。「お金がない」と公言して歩くのも、心のゆとりが根底にある不動産系貧乏らしさの装いとは似て非なるもの。意義のあるチャリティー《但し、横並びでなく、趣旨が真に自分のお眼鏡にかなわないとだめ》に出すお金もケチっているようでは、真に心のきれいなお金持ちとはお知り合いになれません。最後に、逆に、兼業オーナー様が、本業で営業職だったりする場合は、この指針は、当然のことながら、あくまで、プライベートのみについての適用としてくださいm_m


がんばってネ!悩みがあるときは、この私が、いつでも、相談に乗るよ♪

《ユーモアコラムです、、、のつもり》


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