日本在住者の最低投資金額は250万UP
時々、野心家の方から、メールをいただきます。大体、若い男性が多いですね。「自己資金ゼロに限りなく投資したいです」といった感じの、、、。結果から言うと、それも、別に不可能ではありませんが、そういう場合、いろいろな「条件」がついてしまうことが多いです。
例えば、
■英語がネイティブレベル。アメリカ不動産に通暁していて、しかも、自分の時間を投入できる。
他の人のコミッション相当額は、全部自分で働くことで、その分でコストを節約できる形式です。遠隔投資家でも、ある程度、いけます。地元であれば、例えば、週末に自分で物件の客付けをしたりと、さらに節約できる部分がありますね。
■ビザやグリーンカードがあり、与信がよい。
これにより、信用をレバレッジして、エントリーを安く出来るわけです。但し、2007年秋以降のサブプライム住宅ローン焦げ付き問題で、アメリカ人で、相当信用があっても、最近は、投資案件の場合、頭金を原則20%、要求されるようになりました。
■後々、コストが発生する。
オーナーファイナンシングや、クリエイティブな購入方式で、30万、50万で、不動産を買う、ということ自体は、出来なくはありません。しかし、こういう場合、投入資金が少ないので、毎月の支払いは、数年間の間、当面、マイナスが続いたり、修理などが発生したときに結局追加資金が必要になったりと、リスクは、資金がある場合より、数倍になります。ですので、「予備金」「準備金」が、結局、最初の投入資金以上に、継続して、必要になると思って間違いありません。「買えるけど、買ったからって、投資になるの?」という、話ですね。
「ぽっきり」でうまい買い方が出来て、その後永遠にプラスが、、、最後には、資産額数億の不動産リッチマンに、なんていう話は、不動産投資の初級者には、ご案内できないと申し上げなければなりません。
私にご相談いただく場合は、最初の資金は、250万くらいは、目安にしていただけると幸いです。
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