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自宅に25%の頭金を投入されたYさんご夫妻の例

コーチング生徒さんのYさんご夫妻が、アメリカ転勤後、4-5年くらい、滞在する可能性がある東部の州で、自宅をお買い求めになりました。

奥様のYさんと私がいつも電話会議を行い、そのフィードバックを前提に、ご夫婦で、いろいろ研究した結果。まずは、おめでとうございます。

このご夫妻の場合も、転勤先は、「投資最適エリア」とは言いがたく、物件価格は、2007-8年現在、底堅く、また、動きも少ないような、小さな町なのです。航空写真だけで拝見しても、「Oh、お金持ちエリア」。

最初、「私たち不動産投資家は、10%くらい割安で買わなくちゃ」と気負っていた奥様も、「ここは、そんなエリアじゃないわ、、、」と頭を切り替えざるを得ませんでした。

実住なので、「安かろう、悪かろう」の物件では困ります。投資案件の場合は、家族向けでない物件でもかまわない場合がありえますが、このご夫婦は、これから、家族を作っていくご予定。

アメリカの会社には、アメリカの会社なりに、社内の空気というものがあります。ご主人のポジションにふさわしい体裁や、仕事仲間が、夫婦単位、家族単位で、ホームパーティーを催しあったりといった親交の場にもならなければいけません。

相談したポイントは、下のいくつか。現在、ここ数年で、不況を脱するとも限りません。

■4年後、5年後に、売却するとき、ロスしにくい物件
■長期資産形成エリアとはいえるだろうから、転居のタイミングが売却タイミングと合わない場合は、多少、ホールドし続けられるような収支表が作れるように

Yさんの話を聞くと、ご主人の上司は、

僕の仕事の一端は、君が大きな家を買って、ローン漬けになり、会社を辞めにくくなるように仕組むことだ

と冗談口をたたかれたというのですから、和やかな職場の笑いにも、なにか、別の、後味が、、、(汗)

幸い、高額所得者のYさんご夫妻は、地道、堅実、節約がモットー。

きちんと貯蓄があるので、いろいろ総合的に判断された結果、ご主人は、なんと、頭金を、25%、自宅に投入する決断を、最終的にとられたのです。

アメリカでも、本来、自宅なら、まだ、エリアによっては、3%くらいの頭金で、物件を買える方がおいでのようですが、銀行の精査が当然になってきた現在は、10%が主流になってきているようです。

Yさんたちも、最初、20%くらいまでと考えられていた頭金投入比率を、さらに5%、高められたのは、いろいろ計算された結果、転出後の毎月のキャッシュフロー表を前提にして。

この結果として、「自宅にどれくらい、貯蓄を使うかわからなかった」状態から、いち早く、地歩を固められ、余剰の貯蓄で、他の投資も進められる形が取れました。

国際的なエクスパット【外資系エリート転勤族】の華やかな世界に身をおかれるご夫婦ですが、周囲の方々の消費癖からは、一線を引かれ、逆に、「あれでは、将来、苦しまれる人も、出てくるのでは」。

まったく別のはなしですが、私のボランティア団体へも、ご主人の勤務先からの多額のご寄付を、頂戴したことがあるんです。Kさんの働きに対し、donation to favorite charityという賞与があったのですね。さすが、アメリカ企業、、、。

このお二人は、本当にお若いときから、お金を大切にしてきて、しかも、「ぎすぎす」ではない、お金の生きた使い方をされるから、お金に、好かれ、お金をさらに使う力を得られていっているんだな、と心から感じます。

Yさん、Kさん、出会いに、ありがとう。これからも、よろしくお願いします。

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