購入後8ヶ月物件の賃貸状況例《写真》
2009年6月に決済したある物件に、当方関係者が立ち入る機会がありましたので、テナントさんの居住状況の例としてご紹介します。このテナントさんは、きちんとした家族で、「よいほうの例」であり、やはり、テナントさんがみな、きれいに住んでくれるわけでもありませんが、別段、「衰退都市、デトロイトで、生活補助を受けているマイノリティ(黒人)世帯」とはいっても、まったくイメージしにくいような生活をしているばかりでもありませんね。
購入:2009年6月
物件:3BR《二階に1寝室、地下室あり》
家賃:675ドル
家賃部分補助:うち293ドルが、行政の補助
入居:2009年9月
2010年2月現在:滞納なし
大体、購入から最大3ヶ月での入居を予定していてくださいと申し上げており、この物件は、セクション8(行政補助)の申請手配に、例のように時間がかかり、テナントさんとの契約が成立したのは、早々でしたが、手続き完了に基づく正式決定が出ての入居には、マックスの3ヶ月かかっています。ただ、家賃も、きちんとしたレートですし、テナントさんを見ると、これで落ち着けば、と期待してしまいそうですね。
行政補助物件の場合、管理に満足がいけば、テナントさんが長居してくれる確率は、結構高いです。遠距離オーナーは、管理会社が、自分にどう対応してくれるかのみならず、テナントさんにどう対応してくれているかを両方、問題にしなければならず、やはり、ホールディングというのは、不動産投資の一番難しいところだと思います。
ダイニングルーム/リビングに面しているので、ダイニングコーナーくらいですが、狭いながら、きれいにセッティングしてくださっていますね。
リビングルーム。米国式の標準住宅は、スペースを節約するため、廊下がなく、玄関のドアを開けたら、この部屋と、奥にダイニングが見えるような間取りが合理的だと考えられています。
バスルーム。家具もそうですが、シャワーカーテンも、上品な色調のものを使っていらっしゃいますね。
1階のもうひとつの寝室は、パソコンがあります。この物件は、シングルマザーとお子さんだったと思いますが、1階のパソコンのあるほうと、2階の広めのロフト寝室と、どちらが親御さんの部屋かは、にわかにはわかりませんでした。
2階のロフト的な屋根裏部屋も、これらの地域では、通常、寝室に模様替えしています。
地下室は、多くの場合、洗濯物を洗ったり干したり、テレビも置いて、第二のリビングルーム的に使うのが一般的です。契約違反をして、ベッドを置いて、親戚などを住ませるテナントさんもいたりします。
ツララができていたりしましたが、外回り(樹脂)も、きれいでした。
投資が、こういうふうに進んでいると、うれしいですね。オーナー様にとって安心できる案件とできるよう、そして、他の物件も、こういうふうになるよう、今後もがんばっていきたいと思います。
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