キーワードは、貸し渋り! CASH IS KING
2008年春先の米国不動産投資家にとっては、キーワードは、貸し渋り。【日本も、どうやら、その方向らしいですね】
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キャッシュイズキング【現金が支配する】とは、前から投資関係の格言といってよいのかもしれませんが、これまでのアメリカにとっては、レバレッジこそが、キングである、という傾向が、顕著でした。
それが、サブプライム住宅ローン問題というシャワーを受けた、この春は、実は、銀行自体が、資金繰りに苦慮しているという状況が見地。
末端金利が下がっていく中、一種類だけ、一般人には聞きなれない種類の金利のみが、うなぎ上りしています。
それが、LIBORレート。
銀行間が資金調達のためにお金を貸し借りするレートのことですので、いわば、仕入れ値ですね。
ここ数年、アメリカのTreasury Bondsとの金利差が、0.5%だったUS LIBORレートは、2007年7月から、なんと、乱気流なんだそうです。
銀行が、貸し渋りしているのは、自分自身が、お金がないからなんですね。
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