cookie cutter の重要性
cookie cutterというのは、もともとは、「クッキーの型抜き」の意味。
別段、不動産投資用語なんかではありませんが、、、
私が始めてクッキーカッターという言い方を意識したのは、実は、ロバート・アレンさんのセミナーで。
ボブが言い始めた言葉なのかは知りませんが、マーケティング用語で、セミナーで、呪文のように言われていたのが、cracking the code【暗号を解く】と、この、cookie cutter。
両方、結局、
【儲けの】定石やつぼを発見する、そうすれば、後はベルトコンベイヤー式にウハウハ、がっぽがぽなのさV
といった意味なのでした(汗)。
もともと、クッキーカッターというのは、皮肉といえば皮肉ですが、「ハンで押したような凡庸さ」のほうを意味するのですね。
たとえば、工場のように同じような物件が並んでいるさまを、(悪く)言うときは、tract homesといいますが【こちらから、ウイキに、よい写真つきの定義が、、、】、まさに、こういう家のことを、クッキーカッターホームズとも、いうのですね。
味も個性も何もあったもんじゃない
という意味で、、、日本人の私たちにとっては「中流アメリカの豊かさ」みたいなものを感じる場面でもあるように思いますが、、、
しかし、これに対し、ボブたちのマーケッティング用語では、「クッキーカッターのどこが悪いんだ!クッキーカッターこそが、マスマーケッティングの真骨頂さ」ということに、、、
実は、私も、不動産取引で、このクッキーカッターということを、強く意識します。それは、
cookie cutter deals【同タイプの物件】
をやるように心がけているということ。
なじみの管理会社の守備範囲で
同じ値段レンジの物件で
利回りも同ランクで
エトセトラ、エトセトラ
取引先にも、「私の求めているのは、cookie cutter dealsです」と何度も言っています。
これは、取引の精度を高め、自分のforte【強み】を最大化するため。実際、tract homesは、まさに、コスト省力化に比して、高いレベルの家を求めるところから商品化されたのです(と、ウィキにあるようです、、、)。
一つ一つの物件は、確かにユニークなんですが、投資家にとっては「誤差」の範囲になる位が、目標です。
つい、この前も、すべての面で優れた、大変よい物件がでてきましたが、「税金が高すぎて」、実質利回り的に、私の期待値を下回るので、空室時の気持ちの持ち方も違いますし、ダメ出しを、したばかりです。
*********