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Credit Card Fraud Protection 日米の反応に違いあり

例によって旅行中の体験からの子ネタです。

日本のクレジットカードは、信用力絶大で、その理由は、解除が難しいから。昔、こんな記事を書いたこともあります。《アメリカのクレジットカードはキャンセル自在

今回、米ドルベースの支出ばかりだったので、アメリカのクレジットカードをメインに利用していました。ところが、途中で、あるベンダーの利用をきっかけに、カードが利用できなくなりました。

その場のことだったので、仕方なく、日本のカードを代わりに出しましたが、最後の日にホテルをチェックアウトするときも、access deniedとやられてしまったので、仕方なく、チェックアウトの前に、ホテルの部屋に戻り、アメリカのカード会社に、直接電話をして確認することに。

そうしたら、このストップは、fraud protection programの作動だということがわかりました。

Ma'am, did you let us know that you were going to be in Guam?
グアムへのご旅行の予定は、当社にお知らせいただいていましたか?

と聞かれましたが、フツーに忘れていました。いつも、それほど利用しないカードなので、怪しいアクティビティが頻発したという判断になったようです。

とはいっても、この事件が起こったのは、旅行途上で、それまでは、ばんばん、小額ながら、グアムで使いまくっていたので、このプロテクションプログラムの有用性は、どうだか、わかりませんが、、、

日本のカードでは、通常、旅行時に事前連絡をするというのは、私は、あまり意識がなく、やったことがないのですが、皆さんは、日本のカードの防犯対策など、お詳しいでしょうか?

実は、いつも、不思議なのは、カード計上のスピード。

アメリカで持っているデビットカードやクレジットカードは、それこそ、利用国にかかわらず、本当に瞬時に、私の銀行口座に計上されます。

それに対し、日本のある会社のゴールドカードで、「グアムで使った計上アイテムについて」ということで、帰国後、24時間して、ネットで確認したところ、まったく計上がないので、さらに、直接、電話したところ、「今週の利用はいずれも計上されていない。22日の段階で、当社が掌握しているのは、15日利用分が最後です」となんとも、遅い。

何でこの差が?

ひょっとして、ビザやマスターカードなどアメリカベースの多国籍企業が、米国優位のシステムを維持するため、他社への情報ラウティングを、あえて、遅滞させているのか?日本のカード会社が一般に、情報システムに投資していないのか?それとも、日本の私のカード会社のみが、ダサイのか?

アメリカのカード会社の審査はゆるくて、結構、世界レベルで、妙なベンダーが紛れ込むことが多かったりするので、こうしたアラートを充実させなければいけない反面、日本のカード会社では、そうしたことが、まだまだ少なく、それほど、利用即計上の流れを充実させなければいけないようなニーズがないのでしょうか。

国内外で、詐害利用があった場合は、保険で、対応するのは両国共通なのでしょうが、ちょっと、不思議に思う、この時間差なのでした。カード利用ひとつとっても、結構、深いですね。

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