アメリカ(海外)不動産投資で利回り２０％以上

商売柄、いろいろな不動産関係者と話す機会があるのですが、今日は、笑えない話を、ひとつ、聞いてしまいました。

それは、、、

ＥＢａｙは、日本では、うまくいきませんでしたが、アメリカでは、すごい存在。私も何度かお世話になったことがありますが、ヤフオクと同じで、トラブルも多数あります。

不動産売買部門もあって、私もたまに、エリアリサーチに使ったりします。

今日、人に頼まれた別件で、話した方は、小さい都市の不動産物件管理業者さん。私自身は、投資したことがない都市で、shop talk【商売の話。業界四方山話】をしてしまいました。

お兄さん【か弟。ブラザーは、どちらかわからないですが】が、不動産業者さんとして、お客さんの物件を、1万ドルで、地元で売りに出していたところ【当然、要修理物件】、問い合わせに応じて、写真や詳細など送ったら、その相手が、物件情報を、イーベイに掲載していたというのです。

それも、値段は、2万ドルで、、、

1万ドルだろうと、2万ドルだろうと、エリア外の人には、相場観が、わかりません。要修理で2万ドルは、知識のない人には、おかしくは感じないでしょう。

食いつきがあって、よしんば、その物件が、売れてしまっていたとしても、別の物件を薦めるのでしょう。このエリアは、私の熟知しているデトロイト同様、万年不況なので、そういったタイプの物件はごろごろしています。買いたいという希望者がついてから、似たような物件に似たようなマージンを乗せて売ることは、容易でしょう。

アメリカでは、夜中のショッピングチャンネルなんかを見ると「明日から、あなたも、不動産投資家になって、バンバン、稼ごう！銀行の覚えが悪くても、借金があっても、大丈夫」なんてやっています。このイーベイ・テクだって、不動産投資起業家向けの教材に内容になっているのでしょうね。

私も、とにかく、不動産が好きで、遠距離投資希望者様のお世話をしていますが、マーケッティングだけがうまい人が、多数いる【しかも、マーケがうまいので、露出が多く、地味でまじめな人を凌駕する】のも、残念ながら、この業界のいやなところです。

詐害行為に近いような行動に対して、身を守る方法は、自主的な勉強しかありません。

真剣な方は、ぜひ、私のセミナーにでたり、近日発売のＤＶＤを見て、研究してみてください。手前味噌な言い方になりましたが、私のような投資家寄りの立場から、対米不動産投資の情報提供をまじめにやっている人を、ほかに、知らないので、、、

こういう物件を買ってしまってから、相談をされても、すでにロスが出ている段階では、「ロスを飲みましょう」とか、｢ロスをカットしましょう」と申し上げる以上のお手伝いはできません。自分の前提知識外の行動をとるときに、情報収集の手間やコストを惜しむようなことはなさらないでください。無料公開の私のブログを継続的に読んでいるだけでも、相当な知識量となるはずだと思います。

ちなみに、上の例の場合だと、、、

普通の不動産仲介業者の掲載案件を転載しているだけなわけですから、全米不動産協会の物件を二週間遅れですべて掲載している同協会宣伝サイト、www.realtor.comで調べてみるだけで、カモにならないですみます。

下手をすると、こういうレベルのことをやっている人は、逆に、自分自身、「昨日、今日、始めた」初級者かもしれません。見込み客の問い合わせがあるたびに、自分の買った教材の販売主であるメンターに連絡しては、｢どう答えましょう？」なんて、やっているのかも、、、こういったマーケッターに過ぎない「売主」というのは、必要な物件情報を十分持っていないことも多いです。

なんだか、悲しいですね。

この程度の「偽装」でカモになるような人は、やはり、自分も悪いのです。欲に目をくらみ、そこら辺には転がっていないオイシイ話を、それほど努力せずに、自分だけが入手する方法は、、、なんてムシのいいことだけ、日夜考えている人間が、逆に、こういう目にあいます。