ESTA(電子渡航認証システム)
在日アメリカ大使館ウエブサイトを参照すると、ESTAについては、下のような案内があります。
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2009年1月12日より、米国国土安全保障省(DHS)による電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization: ESTA)が義務化されました。この新しいオンラインシステムは、ビザ免除プログラム(VWP)の一部で、米国に短期商用・観光目的(90日以下)で旅行するすべてのVWP渡航者は、米国行きの航空機や船に搭乗する前にオンラインで渡航認証を受けなければなりません。
私も、この前、ESTAで渡航認証するために例によってグーグルサーチをしましたが、びっくりしたのが、詐欺という言葉は適当でないのかもしれませんが、あらゆる種類の代行サイトが、トップページに躍り出てきて、肝心のDHSのサイトがまったく出てこないこと。
私自身も、ぼんやりしながら、例によって、「グーグルは万能だわ」くらいの勢いで、上のほうに出てきたサイトで登録を始めたところ、クレジットカード決済をプロンプトされ、「?」「手数料ってかかるのかな?初めての利用だし、報道されていたところの詳細なんか、よくわからないや」とばかりに、危うく決済しそうになり、自分で自分にびっくり。
実は正気に戻った理由はたった一つ、日本語のその代行サイトに使われていた英単語のひとつに、スペルミスがあったから。それが、目に入らなければ、フツーにカード決済するところでした(大汗)。
さすがに、正式のお役所のサイトに、そんなのあるわけないな、、、と、いろいろ調べなおしたところ、結局、在日アメリカ大使館の案内ページから入るのが、いいかな、と分かりました。
ということで、渡航者様は、こちらから。利用言語も、日本語中心で、わかりやすくできています。ビザ代行など、実際に意味のある事務作業に対して、報酬を払うのはよしとして、このレベルのことで、代行サイトが、SEO(search engine optimization、自分のウエブサイトを上位表示させようとすること)だけで、利益を取ろうとするのは、納得がいきません。
皆さん、ESTA取得は、無料で、直接、日本語でもできます。くれぐれも、手数料なんか、払わないでくださいね!
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