Here to stay 【本腰入れて、やっています】
私は、アメリカ不動産投資をやってきたこの5年の間、ほとんどの時期を
Who are you? 【あんた、だれ?】
とまでは言われないにせよ、そういった扱いを受け続けてきました。
今考えてみると、当然なのですね。
■アメリカに職業はない
■住所もないで、すぐ帰国する
■アメリカ不動産投資のことも、他の常識も何も知らない
■挙句に金も、たいしてない、けち臭い
ああ、恥ずかしい我が履歴。
誰かにメールをしても、ちゃんとした対応がない。しかたがないので、電話をしても、留守番電話ばかりで、バックが返ってくることはあまりなく、返ってきても、話はあまり進まない。
これが、アメリカ英語流に言うと、story of my life【これの繰り返し】でした。
コーチングの生徒さんたちも、毎回、直接誰かに連絡をしたり電話をしてみても、同様以下の扱いを受け、英語が出来る方々ですが、結構、挫折しています。
問題は、相手に、自分が、
Here to stay. 【本腰入れて、やっています】
ということが、わかるまで、続きます。
最近の例で言うと、デトロイトでいつも使っているタイトルカンパニーのオフィサー。最初は、いくらメールをしても、私が存在しないかのようで、いつも、メールをした後、売主に、「言っておいて」と、ダブルに、頼んで手配をしてもらっていました。
電話をしても、つかまらないことも多く、「夜中になってしまったから寝るか」といった不毛な日々の繰り返し。
アメリカ人にそういう扱いをされるのは慣れているので、「この人も、こういう人なんだろう」くらいに思っていたら、自分やお客様の物件を、合計で、10軒くらいクロージングできたころから、相手が、突然、私の存在に気がついたのです。
今となってはどんなつまらない問いあわせ【早合点して、すでに送られた書類を見ておけばわかることを、問い合わせたりしたことまで】をしても、必ず、「再確認したけどこうだったわ」といった、返事が、その日のうちに、来ます。
私は、someone【意味のある人】に、昇格したのです。
そういうことだったんだね。
わかりやすい実績社会、アメリカ、、、【大汗】
「1軒しか買わないもん。そんなの、参考にならないよ」?
ごもっとも。
付き合うことになると決まったら【この例で言うと、自分の物件のクロージングをしてくれるタイトルオフィサー】、各種関係者に、安くていいので、ギフト攻撃されるのが手っ取り早いですよ。そういうときは、「事後のお礼」だと遅いので、先制攻撃です。連絡するときに、「あら、チョコをくれた何々さんの件ね!」と、好意を持って、覚えてもらえると、いろいろ、スムーズに行きます。
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