賃貸物件にIKEA の家具を入れると訴えられる場合!
アメリカで訴訟沙汰が多いというのは、多分、事実だと思いますが、今日、友人から聞いた、”賃借人対大家”の訴訟は、最近日本でもとみに地歩を固めつつあるイケアがらみ。やっぱり、なんにつけ、進んでいるUnited States of Americaでございました。
ニューヨークはマンハッタン内の超高級街、グラマシーパーク(といっても私なんかは、はっきり言って、そういわれてもぴんときませんが)で、高級フラットをワンフロア貸し切ったのに、部屋が、期待はずれだったとする訴訟だそうです。
その理由のひとつとして、
「キッチンが、イケア製で、グラマシーパークの高級物件にふさわしくなく、客を呼んだら、馬鹿にされた」
ことがあげられているんだとか。
記事は、こちらから。
グラマシーパークホテルの隣のこの有名な建物は、全フロア、カスタムメイドが売りなのに、31万ドルも家賃を払って、イケアはないだろう、、、そう言われると、そんな気がします。
このフロア、オーナーたちは、2007年に、1、000万ドル(10 million)で購入しているそうです。自分たちは、その上のペントハウスに住んでいて、テナントの住んでいる16階に向けて、食べ終わったチキンの骨の雨も降らせたとか、降らせないとか、、、><
31万ドルの家賃が、「どの期間」にわたるものか、1年間契約か、3ヶ月で31万ドルなのか、この記事だけでは、にわかにわかりませんが、多分、この金額からすると、契約期間は、1年間の気がします。
理由は、10億の物件に、年間家賃が、3、000万だと、表面利回りは、3%で、大体、高級エリアへの投資リターンとしては、標準だからです。
とはいっても、評価額は、相当割れこんでいるはずですし、現在、家主は、「イケアのキッチン」どころか、キッチン設備をまったくなしとしたとしても、ご多分に漏れず、大赤字の垂れ流しでしょう。ここで、オーナーに同情しそうになる私は、ひょっとすると、職業病高じて、相当、一般人の感覚から、乖離してしまった可能性あり?
他方、私の周りの不動産オーナーの方々にとっては、イケアは、救世主、駆け込み寺。国際的にも、このトレンドは、とまりそうにありませんが、私のブログを読んでくださっている賢明な皆さんは、くれぐれも、イケアの使い方は、間違えないようにしましょう、、、笑
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