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インスペクター(inspector、建物検査業者)

日本では、(中古)住宅市場というのは、ある意味、「何でもあり」のような気がします。物件の状態を客観的に第三者に確認してもらう、そういう作業がないからです。

もちろん、信用できる不動産業者さんに、確認してもらえることで、実質上は用が足ります。ですが、それでは、「あなたの不動産業者さんが信用できるかどうか、能力があるかどうか」は、どう判断するのでしょうか?

よい人を紹介され、気持ちよく付き合える場合が多いでしょう。

しかし、悪い業者さんやデベロッパーに、だまされた?

なんてことが、ありえます、、、でしょうか。


これが、消費者保護大国のアメリカでは、、、


インスペクターという建物検査業の業者さんがいて、物件購入時に第三者的な観点から「この物件はこういう状態です」ということを、小額(通常500ドル以下)で確認してくれるのです。


ポイントは、「あなたが、物件を買うか買わないか」は、その業者さんには関係がないと言うこと。利害関係がない第三者として、インスペクションをすること自体に支払いを受けているのです。

だから、だめな物件や、修理が必要な物件だったら、そういってくれます。義務でもあるし、売主側の人間ではないから。

新築であっても、インスペクターの検査が最終的な購入条件。

大手デベロッパー物件だから一応信用する、というのでなく、インスペクターが問題があるといえば、売主はこれを直さない限りは、買主は、自分の払い込み義務を履行しません。(もちろん、要修理物件を、投資目的、あるいは割安でわざと買うような場合もあります。要は、買主が物件状態を第三者に客観的に確認してもらえる、ということです)

この建物検査業者は、州ごとに、免許制で、一応専門学校に行って、試験を通り、日本の資格と違って厳しいですから、とりっぱなしではありません。きちんとcontinuing education(毎年のように講義を受講したり追試験を受けたりして知識を最新状態に持っていくための)を受講している人々です。

検査の内容は、

  土台の状態
  屋根の状態
  電気系統の状態
  水道の状態
  風呂やトイレの状態
  エアコンや暖房などの状態
  まどやドアなどの状態
  
など、相当包括的で、シャワーキャップの有無やスイッチの作動などまで、部屋ごとにチェックしてくれます。

私がアメリカ投資が好きなのは、この建物検査が出来るから。「自分で見ている!」という人だって、毎回自分で屋根裏にまで上れるわけではありません。だから、古い建物を買うのも、no problem!なのです。

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