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ランドバンキング(land banking)とは

ランドバンキングとは、開発目論見で値上がりを狙う土地投資のことです。通常、土地は、物件がある不動産よりずっと安いので、開発という手間をかけることで、ぐっと値上がりを求められます。

日本語では、地上げといった悪いイメージで類似慣行を表現する場合がありますね。

現代日本都心部でも、例えば、形の悪い土地を数箇所買い集めでその土地をきれいな大きめ区画に直したりすることで、結構値段が上がったりすることがあるようです。

本当かどうか分かりませんが、土地の値上がりに警戒をしている金融庁が、2007年9月、銀行に資金調達には慎重になるようにいい始めているとかいないとか、、、ブログをご覧になっている方のほうが詳しいと思いますのでぜひ教えてください。

アメリカやカナダなど、小国日本以外の多くの国では、土地の価格などは、「あってなきが如し」。アメリカの都市でも停滞している都市なら、土地区画などは、500ドルくらいで宅地が売却に出されていても不思議はありません。

それくらい、土地自体、というのは、評価が低いのです。

ランドバンキングは、そうした「安い、整地前」の土地を仕入れ、用地指定なども取り付けたり変更したりして、しかも、プロジェクトを誘致する、といったビッグなプロセスを経て、成功させる、一大事業。

個人では、なかなか、「ビーチフロントの土地を買い占めておく」くらいのことしかできませんが、耳ざとい個人が、開発事業に後押しされれば、

■物件を持つよりずっと楽で
■凄い値上がりがエンジョイできる

エリアです。

但し、

■資金調達が難しいので、個人レベルでは、ほぼ必ず現金が必要
■開発ですので、成果を見るのに、最低5年、場合により、10年、20年とかかかる
■その間、税金のみ払い、収益ゼロ、

といった「マイナス」要因も。

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