境界線、なくても、OKなんだ… 見るは百聞にしかず…
アメリカでは、名義瑕疵保険(タイトルインシュアランス)というものがあり、保険が発行される場合、保障される問題の範囲として、たとえば、隣人との境界線論争もありえます。
おとといは、シラキューズにて、契約締結を待っているお客様の物件を1軒、実地検分しました。
現地の管理会社や検査業者、弁護士から報告を受けていたので、買い付けオファーに問題がないということはわかっていたのですが、いってみると、敷地が、柵などまったくなく、坂の上なこともあって、境界線がまったくわかりません。実際、子供たちは、勝手に走り回っていました。
一瞬心配になって、お客様に報告するために、一応当方弁護士の手元の測量図を確認してもらいました。
結果は、名義瑕疵問題や、保険が降りるかどうかには問題ないということです。
ほっとしました。
昨日は、一転して、まったく違う市場、ラスベガスを視察。
同じように不況エリアといわれているわけですが、市内や私たちの宿泊するエリアも、築浅物件や、新築物件、これからのプロジェクトが目白押しで、すべて、豪華な仕様。当然、マーケットがまったく違うのですから、「ベガスの不況は、景気がいいね」と皆さんと笑いあいました。
ホテル内自体が大きくて、歩くのも、大変。まだ水曜日なのに、ストリップの混雑もすごく、竹下通りのようでした。
人口減少傾向エリアと増加エリアの違いをまざまざと見せ付けられます。2002年にベガスにいったときも同様の数字を聞かされていましたが、今も、そして、今後もしばらく、ベガスは、毎月、実質5,000人の人口増加が、季節を問わず、続いているのです。
こちらは、お客様のために視察した、購入検討中の「契約流れディスカウント案件」。手前ではなく、左のほうにある小さく見えている奥のほうです。1,909スクエアフィート(180平方くらいでしょうか)の4ベッドルーム。
本来、この春先に、オーダーどおりに完成したのですが、そのお客さんが、その間に失業してしまっていたのだそうです。こういうことがあると、満額での契約の可能性が遠のき、デベは「横からの指値オファー」をウエルカムしてくれるのですね。
この買い手は本来、30万ドルを支払うはずでした。レアルターさんは、23万ドル台の指値が通れば、「超お買い得物件となります」ということで、ツアー同行者からも、円ローン融資取得者様に対する、羨望のため息が。
Sさん、ご検討、よろしくです!
最後の一夜は、ストラトスフィアホテルのトップオブザタワーレストランで、また、眺望をエンジョイ。7時にはまだ日が明るかったのが徐々に夜になっていくさまを、大きな個室で、みんなでエンジョイしました。最後の夜ということで、豪華なお食事に、シャンパン三昧!とってもゴージャスで、「旅行中のレストランの選択も、よかったよ」とお褒めの言葉を頂戴しました。
参加者様、皆さん、本当にありがとうございます。明日の移動、また、よろしくお願いします!
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