One heck of an investor 自画自賛タイム【笑】
「毎日、楽しみに見ていますよ」といってくださる方も多いので、くだらないエントリーをするのは、実は、申し訳ないのですが、単なる、MY近況です、、、
今朝は、例によって朝早く、営業電話で起こされてしまいました。
現在、新規ローン取得が難しいので【サブプライム住宅ローン問題で、審査が厳しくなったから】、住宅ローン会社のC社は、支払い履歴がきれいな顧客へのりファイナンスキャンペーン戦略強化に打って出ているのです。
「お客様、いつも、返済をきちんとしてくださっていてありがとうございます。実は、現在、金利が大変お得になっておりますようで、当社のほうで、いくつかのご質問に答えていただきましたら、書類提出不要の簡単リファイナンスで、金利をグーンと引き下げられましてですね、、、、」
ドッグイヤーのアメリカでは、高々1年程度の支払い履歴で、「まじめな人」扱い。いえ、私は、まじめな人です。
金利の上下自体が、この国では、リファイナンス手数料という、ビジネスになるんですよね。
本当にまじめな日本のリーダーは、そういうのまで、計算に入れて金利を決めたりはしなさそう。
しかし、いくら、ちゃんと支払いをしていても、物件価値が下がっていては、元も子もありません。
この会社で抱えているローンは、合計3軒で、あわせても、20万ドルに満たない額。
「私の物件は値段が安いから、あなたの手数料分にもならないと思うけど、、、」といいましたが、「いえいえ、私は本社勤務ですので、リファイナンスに成功した件数に基づいて報酬を受け取る契約なのであって、普通のフリーのローンオフィサーのように、リファイナンス額には関係ないんですV」と、彼も、真剣に、説明の返事をしてくれました。そうでっか。
かちゃかちゃ、自社査定ソフトで、私の住所をチェック。
「お、お客様!」
「2年前に買われた物件価格、値段、今、上がってますよ!すごいじゃないですか!こんなのなかなかないですよ!」
営業マンの彼の声は上ずっている。
「あの、、、わたしは、投資家なんで、下がる物件とか選ぶ方針ってわけじゃないんスけどね、、、」
朝、早いので、微妙に機嫌が悪い私。
そのとき、このタイトルどおり、最大級の賛辞が、私に浴びせられたのでした。
Well, you're one heck of an investor!
【いや、あなたは、凄腕の投資家さんなんですね!】
5万ドルといった査定に基づいた物件が、6万以上と出ているらしい、というはなしですから、朝から、笑ってしまいましたが、過去2年間の間に物件を買った投資家で、家が20%以上の値上がりをしたと豪語できる投資家は、現在、アメリカでは、それほど多くないのでしょうか。
彼は、これだけで、私の不機嫌を吹き飛ばしてくれたのですから、空虚なように見えても、お世辞の効用は、見逃せません、、、。
最初、自分の押し売り電話にオドオドだった彼は、一時、私のこのすばらしい顧客ポテンシャルに興奮しましたが、実は、私自身は、それでも、依然冷静でした。
C社の私のローンは、ABCがC社に転売したローン【その後つぶれた会社です】。しかも、というか、当然、というか、いわゆる、収入証明なしローン。C社はというと、最初は私には融資をしてくれませんでしたから。
その後、ABCに続き、5万ドル以下の融資額で、非居住者に融資をするようなプログラムはほとんどなくなっているようなのですが【情報がおありになる方は教えてくださいませ】、そのような背景を知らないこの営業マンは、「じゃあ、最後の確認をして、すぐ、またお電話しますから!2時間以内です!」
私の当初のABCへの申請書類などの引継ぎがもしあるのであれば、それを見れば、非居住、ビザなし、自動車の運転免許証なし、収入証明なし、と欠けている書類ばかりの「ないないづくし」であることがわかるはず。
これで、「書類再提出不要でプライムレートでリファイナンスでき」たら、びっくり。
クレジットスコアがよいくらいで、返事の電話、かかってくるわけ、、、、、、、
やっぱり、ない、、、【爆笑】
アメリカの銀行のずさんさに、ちょっとだけ期待していた私でしたが、そもそも、ABCから、引継ぎしていても、NGだし、引継ぎすらちゃんとしてない可能性もあるわけで、「そっちのずさん」となれば、なおさら、私のファイルは、タッチ不能となりそうなのでした【多分、本来、C社基準に合わない私のローンですが、一括で抵当権をABCから二束三文で買い受けてしまったC社も、いまさら、毎月ちゃんと支払いをしている私に、基本書類再提出は要求できないでしょう】。
営業マンの方、お手数ですが、私のフォルダーは、どこか、「リファイナンス不能/象の墓場」のようなファイルに分類しておいていただけませんか?売るか返済まで、ちゃんと、支払いは、します。ただ、妙な時間に、もう起こされたくないので、、、
いや、もうやっているか。
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