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今、売りたいと思ったら…

保育園のお友達、Pさんご夫婦は、今年、マンションを売却し、一戸建てをご購入。ステキな新築物件に、娘とともにお邪魔し、子供たちが、ゴーオンジャーごっこに興じる合間に、ちょっと「不動産談義」。

実は、新築一戸建てのほうは、マンション売却契約が成立する前に手配してしまったそうで、そのため、「マンションをすぐ売らなくては」というプレッシャーが。

業者さんに、最近の売買例から割り出した価格より、思い切って100万低く売りに出され、無事、1週間でご成約されたと言うのです。

Pさん、すごい!


■売りに出したとき、すぐ手がつかないと、逆にしばらく残ってしまうらしいの
■購入価格で売却できた人の話も聞いたりはしたけれど、、、
■売れないと本当に困るから、思い切って、、、しかたないわ


そう。業者さんは、物件情報をよく見ていますから、行間を読まれてしまいます。最初から強気の価格設定だと、「この売り手は、強気だから、交渉が難航しそうだな」といった含みまで、読み込まれてしまう可能性が、、、

「今売りたい」か、「希望価格で売りたいか」

両方成立するとしたら、バブル真っ盛りなのに違いありません。普通は、どちらかを、選ぶのです。

私が本当に、初級の投資家だった頃は、他の投資家の集まりに出ると、「投資家同士だから、1万ドル安く売るから」といった売り物がたくさんあることに、不思議な気持ちを抱いたことがあります。「いい物件なら、どうして、割安で売るの?」と、、、本当は、「割安」なのではなく、「その程度の物件だからでは?」なんて、、、

投資家同士の直販なら、レアルターへの6%が不要なわけですから、1万ドル割引=レアルターフィー分不要、というだけの意味だったのですね。実は、MLSにリスティングして、希望売却価格を満額とっても、投資家間で、1万ドル安く売っても、手に入るお金は一緒だったのです。

素人も素人だった私には、こうした売主の立場が、読めていなかったのですね。

忙しい共働き夫婦のPさんたちは、熟練した不動産投資家ではなく、仲介業者さんの世話にならずに、割安に物件を売り買いといった話にはなりませんが、この世の中、すべてが自分たちの思い通りにばかり行かないことは、先刻ご承知。

自分たちのプライオリティをはっきりさせ、順調な生活(家族しかり、職業しかり)を、手に入れるための「100万」を、「必要な投資」と見抜いた眼力は、ただものではないです。

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