不動産投資は、ごく普通の、ビジネスです
不動産投資について、いろいろ、言われますが、私は、「不動産投資は、ごく普通のビジネス」と思っています。
その意味は、
★ビジネスだから、サラリーマンと違い、不労所得や大きなリターンを得る可能性がある。
★他方、魔法のようには、行かない。こつこつと、あるいは、堅実に、やっていく必要がある。
といったような気持ちで、言っています。
株式投資なんて、あまり、人間的な面が少ないですよね、、、
会社に投資するといっても、その会社に勤務している人々の顔を思い浮かべてやると言うほどのものはありません。
しかし、不動産は、賃貸に出す相手、賃借人は、生身の人間ですし、管理会社との付き合いも、そうです。
また、普通のビジネスですから、こんなことも、頭の片隅に、念頭においておきましょう。
●自分だけが儲かれると思ってはいけない。
レアルターや、弁護士、管理会社、果ては、テナントまで、周りの人の利益もある程度客観的に考えないと、自分だけが、こうなれば、と思っても、その通りには、うまくいかない。
●すぐ、儲かると思ってはいけない。
私が利回り30%だ、40%だ、なんていっても、毎月の家賃は、投入金額比から言うと、微々たるもの。また、ローンがあれば、その大半を、まずは、銀行がもって行きます。銀行や保険会社、政府(税金)とのお付き合いがあって初めて、自分が生かさせていただいている、位の気持ち出ないと、、、
短気な方は、不動産投資には、向きません。(短気な方が向く投資やビジネスってあんまりないと思います、、、)
●トラブルも、ある程度、生じてくる。
サラリーマンの方は、周りのビジネスオーナーに、聞いてみてください。「トラブル?小さいことなら日常茶飯事さ」と答えるでしょう。不動産は、比較的、手がかかりません(少なくとも私のやっている方法だと、そんなに時間もかかりませんし)。しかし、空室問題とか、管理会社との付き合いだとか、ちょっとしたことは、あるに決まっています。サラリーマン生活の中でも、「お客さんのクレーム」のようなイメージで考えられると、「ああ、日常的だな。対処の方法をきちんとしてやれば、いいんだよな」と納得していただけると思います。
逆に、不動産の利点はこんなところだと思います。
★別に人より頭が良くなくても、できる。
たとえば、私が、銀行に、事業計画書を持っていて、「私が、数百万自腹を切りますから、1000万貸してください」、「いいですか?じゃあ今度は500万貸してください」といっても、そんなに簡単に、ぽんぽん事業計画書は通らないでしょう。こういう力がある人は、相当なビジネスマンですね。しかし、物件を担保にするだけで、「ある程度」ちゃんとした人間だと言うことになれば、人より才覚はなくても、ローンは、相当取れるようになります。ちなみに、ローンを組まない現金購入の場合、はっきり言って、労力は、3分の1から4分の1です。
★数ヶ月、ほうっておいても、どうにもならない。
サラリーマンなら、病気をしたら、長期の場合、首が心配になりますね?小規模事業主も、明日から、日銭が入りません。株式投資は?FXは?どんな損が生じているとも限りませんね!不動産は、数ヶ月、「お留守」になっても、管理体制を日ごろきちんとしていれば、ビジネスが霧散するということは、ありえません。場合によったら、まったく関係なく満室状態が続く、なんていうこともありえます。
★長期的に、資産になる
やはり、これは投資する先を慎重にしないといけませんが、10年、20年、30年後に、資産にする、それが、そんなに難しくないといっていいでしょう。一時の値上げ幅など見れば、もっと瞬間的に良い市場はいくらでもありますが、アメリカ投資は、その意味で、「何をやっても、はずれが少ない」投資先だと、心より思います。
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