値上がり狙いを当てにしないとはいっても、、、
私は、理論的には、 【値上がり狙い と キャッシュフロー狙い】 という対置をつくり、基本的に、後者を推進しています。
但し、アメリカで。
日本の不動産市場はいろいろな要因があり、中長期的には、危険があるような気がしています。具体的には、、、
★上物の価値が30年でなくなること
★地価が、過去20年の間、値上がりし、値下がりし、結局現在20年前の水準であること
★それでも高いと言われていること
★中長期的に人口衰退が予測されること
★同様に、経済成長にもかげりが出る可能性があること
などなど、、、
対するアメリカは、
○人口が増加する
○経済が成長する
○不動産価格が安定して上がってきた実績がある
○上物の価値がある程度、高く評価される
と、すべてが正反対。
しかし、本場アメリカの不動産投資が荒っぽいのは、本当です。
値上がり狙いといえば、年率20%を目標に、2年くらいで利益を取っていく「市場荒らし」が常。タイミングの問題もありますし、なかなか、疲れるものです。
しかも、物件価値が高いので、外国人の場合、ローンのレバレッジ力が、アメリカ人の3分の1、6分の1だったり、、、
ということで、私は、外国人だからと割り切って、
▲ あまり値上がり狙いに追随しない
▲ キャッシュフローを優先する
という戦術なわけですが、それでも、大体、
■ 年率4%くらい値上がりする
■ 購入時に査定額より20%以上割安を目標にする
といった程度の「成長」は見込みます。
今年買ったある物件は、修理不要でしたが、現金価格が1万5,000ドル、査定額は、なんと、6万ドルと出ました。市場が落ち込んでいるところなので、数年くらいで査定満額で売れるとは思えませんが、それでも、利回りは、40%ですし、金額も、値上がり狙い物件のローンを組むに満たない金額でキャッシュで買えてしまうので、停滞地域での購入とはいっても、実は、そこそこ、安全堅実戦略だと思っています。
この程度の目標は、アメリカ不動産投資を専門にやっている現地の人たちにとっては、「ジュニア級」のようなものですが、、、
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