一棟物と区分所有はどちらがいい?
日本国内で、不動産投資をする場合、皆さん、「 一棟物か、区分所有か 」という、大きな課題に悩まれるようですね。
区分所有派の考え方
■ 一棟物は、失敗したら取り返しがつかない
一棟物派の考え方
■ 成功すれば、大漁!二軒目以降が、大きく加速する
一軒家投資がほとんど視野に入らないのが、日本の特徴?今はやりのゲストハウスでも経営するのでない限り、なかなか、非効率な土地付戸建で投資を成功させることは、難しいからですね。
アメリカでは、居住物件投資のオプションには、
区分所有
一戸建てまたは、4室以下のマルチファミリー
5室以上のアパート一棟もの
という3つのオプションがありえます。
一般には、一戸建てが一番好まれます。
理由は、
■ 値段が、手ごろ
■ 賃借人が付きやすい
■ 転売がしやすい
といったところでしょうか。
■ アパートローンは、融資申込者の与信が厳しく
■ 一般物件より通常金利が高い
という理由もありえます。
日本でよく言う「サラリーマンが、頭金なしのフルローンで、キャッシュフロー物件をゲット」なんていうパターンは、アメリカではそのままというわけには行きません。金利は、通常、10%を超えますから、ちょっとしたアングルがないと、ちょっと怖いですね。
こういうこともあって、私自身、アメリカ投資は、
手軽で、場合によっては、撤退も一番楽な、小さい物件から
しませんか?と提唱しています。
さて、それでは、マンション(アメリカ流にいえば、コンド)投資と一戸建てでは、どちらがよいのでしょうか?
都市化が進んでいるエリアでは、マンション投資も、ロケーションがよければ、遠方の一戸建てより、賃貸需要も、また、値上がり見込みがありえます。当然、庭の管理など、こまごまとしたことは、管理組合任せにできるのも、楽なところ。
私が承知しているエリアですと、ラスベガスでも、最近、マンハッタナイゼイションという言葉が、聞かれます。
「もともと、平屋ばかりだったベガスに、ストリップを中心とし、Manhattanにあるような、高層物件が、立ち並び始めた」ということですね。
ネバダ州なんかは、州面積比人口比率はまだまだ全米比で低いですが、水不足に恒常的に悩まされているし、山や砂漠を開発するわけにはいきません。すでに、市内では、水の供給制限が当然で、プールを作ったり、芝生に水をやるのにも、気を使いあっています。
そういう状況では、ベガスでも、「土地やりソースが無尽蔵にあるわけではない、そのため、エリアのいいコンド(マンション)」への投資が、盛んになってきた、ということなわけですね。
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