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私は共同投資は嫌いです!

投資をするのには、お金が要ります。この問題を解決するのは、いくつかの方法があります。共同投資は、そのひとつですね。ですが、課題もあります。

たとえば、仲間同士で行う共同投資の場合。この問題点は、たぶん、一番大きいのが、人間関係ですね。

友人同士、仲間同士が投資をしあうと、必ず、軋みが生じます。それは、友人のことを、信用したいという気持ちが、普通の人間にはあるから。仕事仲間への転換が、スムーズに行かないことが多いのですね。


「友人だから信用する」

相手を、そもそも、無条件に信用する、というのは、やはり、あまりやってはいけないことです。

私自身、「英語ができないですが、大丈夫でしょうか?」と聞かれますが、その場合、「契約書などは英語でサインしていただかないといけません。私がご説明することを納得するほかに、たとえば、契約書を翻訳してくれる行政書士のサービスを利用したり、知り合いの英語のできる人に相談をしたりといった形で、中山の説明を鵜呑みにしないですむようなチェック体制を考えることを、お勧めさせてください。

英語ができないこと自体は、多少、費用を払ったり、できる知り合いに頼んだりして、克服できる部分もありますから」と申し上げます。


私が信頼に背くようなことをあえて、やっているというわけではないですが、ご自身が納得していただけなければ、その後に生じるオーナーとしての責任を、負わせるわけにはいきませんね。

つまり、私のことも、別段、まるまる「専門家なんだからと、信用しきって」しまわないほうがよいのです。

時々、「つい相手を信用してしまって」投資で損をさせられた人の相談に乗りますが、こういう方なんかは、「これこれこういう事情で、つい相手を信用してしまって」とやはり、相当、後悔されていますよ。


そこで、本題の共同投資、それも、友人同士のそれに戻ると、

相手が、年来の友人だから、、、

となると、どんなに私たちが、投資のルールを頭では理解していても、人間的な感情に左右されてしまう可能性があるのです。


友人でない場合の、一般的な小口共同投資はどうでしょうか?

■小口で、手数料などがある
■短期、あるいは、特定期間で成果を出さなければいけないが、
 そういう計算は、無理が出る可能性があるので、大手のものは、
 そういうことも見込んである

結果、結構、低リターンに、、、


友人同士とまでは行かなくても小さい会社が募集をしているような場合は、

■その会社の資産以上には引き当てる保証がなく、開催者たちが解散した
 ら、個人的に追及できるわけではないし、監査などきちんとしているかわか
 らないから、その会社や経営者たちの経済状況まで、プロジェクトと別個に
 心配しなければいけない。

が一番のネックでしょう。


信用がある程度できるものは、低リターンになると思います。また、高リターンを見込むものは、リスクがそれなりに増えると思わないといけません。

私自身は、この問題を、こう回避しています。


小口投資案件相当の金額で、自分だけで、勝負する


こうすれば、投資の成否に、他人と共同であるゆえのコストが、かからず、しかし、小資本で、投資家生活が、開始できるのですから。

今後、私が、絶対共同投資をしないといっているわけではないですが、する場合は、そうしたトラブルも、リスクのうちに計算に入れ、場合によったら、「帰ってこなくても、仕方のないお金」でやる、という「もうひとつのリスク計算」です。

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