このブログは実践マニュアルじゃありませんから!(汗)
不動産投資には、コストやロスが付き物。これは、投資全般そうだろうと思います。
「自分は、ロスなく、資金を蓄積してきた」なんていう人がいたら、逆に、信じないほうが、正解です。
経験をつむために、実際に痛い目に会わないでできるといったら、たとえば、株なら、証券会社にでも就職するといったことでもないかぎりは、せいぜい、FXや株のシミュレーション口座で練習をする程度でしょう。
実際のディーラーも、たとえば、サブプライム住宅ローン問題では、大きくロスを出していますから、逆に、経験をつんできても、ロスがゼロになるわけではないということも、覚えていたほうがよいと思います。
最近、困っているのが、こういうお便り。
「中山さんのやり方には、感心しました。ブログを読むことで、大体趣旨がわかりました。自分は英語ができるので/アメリカに住んでいるので、自分がよいと思う、これこれのエリアで、中山さんの不況型キャッシュフロー戦略を、独自にやってみようと思います」
といった方。
すでに、アメリカで、不動産投資の経験が一通り以上ある方については、結構かと思いますが、未経験者は、注意が必要。
私のこのブログは、実践マニュアルでは、ありません!私のブログに書いてある内容を読んで「わかった気」になるのは、大変危険です。
こういうメールには、また、結局は、「それにあたって、気をつけるべきポイントがなにか、アドバイスをください」とあったりしますが、失礼を承知で、申し上げると、未経験者様の怖いところは、こうした本格的なノウハウが、ちょっとしたネット情報をかじり読んだり、簡単なメールのやり取りをすることで、得られるものだと思われているふしがあるところです。
他方、最近の私のセミナーには、不動産関係の方々や、日本での投資経験が豊富な方、ひいては、アメリカ在住の方までが、こぞって参加してくださいます。
皆さん、自分自身の領域では、私以上の「プロ」だったり、アメリカ在住者の場合は、東京に住んでいる私に比べ、現地に在住し、ビザもあり、いろいろな情報に生で触れられる、といった立場の優位性があります。
ただ、それでも、これらの方々は、むしろ、それだからこそ、
アメリカは勝手が違うんだ、
勉強に本格的に投資をしないと、大変なことになる
ということを、十分にご承知なのです。
私自身のコーチングの生徒さんたちは、それこそ、1年間をかけて、毎週のように、読みきれないほどの教材や課題に取り組み、実践を繰り返し、私の個人的なサポートを受けながら、投資にトライされていますが、それでも、人によっては、「いろいろ知識ができた今、逆に怖くなりました」という方まで、いるくらいです。
繰り返します。私のこのブログは、ごくごく、一般的な情報提供的な、参考的なものであり、実践的なマニュアルとはなりえません。ぜひ、閲覧者様は、このことを、ご承知おきください。キャッシュフロー型の老朽物件への自己勝手な投資は、大変、危険な投資行動となりえます。
【2008年1月現在、私は、多忙のため、私自身の消耗が著しい投資家コーチングの新規募集はしておらず、申し訳ありませんが、メルマガご登録など、今後の告知にご期待ください。】
*********