アメリカ不動産投資には銀行融資なんて必要ない
私は、日本では、与信といえるほどの与信力がなく、ある意味、仕方なく、アメリカで不動産投資をしています。(ちょっと、情けない話ですが、実は、日本で投資するよりよい結果が出ていると自信を持っています♪)
そのきっかけは、ロバート・アレンさんの不動産投資本。「与信なんてなくても、ローンなんか組まなくても、アメリカでは、投資できるのさ!」と書かれた彼の本を読み、なんでも単純、馬鹿正直な私は、
へえ?与信がなくてもいいなら、外人でもいいってことジャン?
と自分に都合のよい解釈をし、ウン年前に、誰一人知り合いもいないアメリカへと旅立ったのでした、、、。
最初は知識がないから、そして、度胸もないから、苦労の連続で、そんなうまくはいきません。結局最初の2軒の物件は、フツーに外人向けのローンを組んでようようの購入。
しかし、知識や、自信がついてきて、ロバート・アレンさんのいう、クリエイティブ・ファイナンシングもわかってきました。
不動産投資には、融資によるレバレッジが大きな意味を持ちます。その融資には、二つの種類があると認識されています。
☆conventional financing☆
直訳すると、伝統的な、融資方式。つまりは、銀行のフツーのローンのことです。特に、頭金は、0%ダウンの新しいタイプのフルローン融資などではなく、10%、20%もダウンする前からあった形式のローンをさします。
これに対し、
☆creative financing☆
クリエイティブ、つまり、これも直訳すると、想像力を働かせた、自由な、融資。どういう意味かというと、フツーに物件を担保に差しだし、そこそこの頭金を投入し、購入するタイプの融資ではないタイプの融資をさします。「頭をひねったローン」というか。
クリエイティブ・ファイナンシングの一番典型的な例jは、なんといっても、売主に助けてもらう方式。
☆owner financing☆
売主によるファイナンス。たとえば、売主に、ローンがまったく残っていなければ、売主に対し、銀行に対するかのように、毎月、物件を担保にローンを返す、という取引条件を持ちかけることができる可能性が生じます。
クリエイティブであればいいわけですから、ロバートアレン氏の『ナシングダウン』を読むと、「親から借りたっていいんだ」(単純)とか、「クレジットカードでキャッシングしろ」(危険)とか、「えっ?」みたいな例も出てきます。
銀行融資も、日本より、通りやすい、それがアメリカですが、逆に、銀行融資でない融資も、可能なアメリカ。可能性は、無限です。
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