HOME > 物件「購入」編 >

「高い家」を、買わないで! 査定編

また、中山が、けち臭いことを、、、と、タイトルをごらんになっただけで、笑い出した方も多いかもしれません。

まあ、しばらく、お付き合いください。

たとえば、カルフォルニアなどの素敵なエリアで、200万ドル台の家がひしめいているところに、150万ドルの家を買うとしたら、これは、それほど、心配な買い物とはいえません。「友人たちを呼ぶのが、恥ずかしいよ」といわれると、それは、わかりませんが、、、(笑)

気をつけなければいけないのが、エリア内で突出して金額が高い物件を買うことのリスクです。

不動産投資のイロハとして、アメリカで、よく、

Buy the ugliest house on the street.

といいます。

両脇よりみすぼらしい家は、

■ 隣の家より、安く買えて
■ 同じ通りにはもっといい家がある

ので、こっちが得をするのです。

ちょうど、その反対で、両脇より高い家は、損をするのですね。


その「損」の出し方を具体的に見てみましょう。


最近、こういう相談に乗りました。


「あるエリアに、40万ドル台の二軒屋(duplex)を買ったけれど、入居トラブル、管理トラブルに悲鳴を上げています。もう手放したいのですが、どんな値段で売れるか心配です。」


たまたまちょっと拝見してみると、


■ 周りは、一軒家ばかりで、20万ドルもしていない
■ 似たようなmultifamilyが近くにない


状況。

買うときは、これが、投資アングルで、

■ 一軒屋=オーナー比率が高いエリアで賃貸人の質を高められる
■ これから、こういうタイプの物件の価値が値が上がりしていくニッチエリア

と思われたのでしょう。

しかし、こうやって、「お荷物」になってしまうと、残念ながら、このようなネガティブスパイラルが予想されなくもありません。


■ 近隣物件で類似の売却歴が出ないので、値段のつけようがない!


もちろん、購入額そのものを目安とするしかないでしょうが、買うほうも、銀行ローンを必要とします。2007年秋以降のサブプライム住宅ローン問題で、


■ 銀行は、今貸し渋り。


買いたいと思ってくれた人が、査定を取って銀行に提出しても、今時分だと、「査定の結果に満足できないので、別途当行にて、査定を取り直します」などといわれ、合意した購入価格自体に異議が生じかねません。


いかがでしょうか?


こうなると、場合により、この物件を、望む価格に近いところで売却するには、いわゆる、オーナーファイナンシングで、銀行を通さない方法しかありえなくなるかもしれません。


逆に、オーナーファイナンシング【私は、初級者には、絶対勧めません】で物件を購入される方に注意。


オーナーファイナンシングの物件購入は、現金購入に準じて、ラクですが、その反面、買主にとっては、上の例のように、銀行が、担保価値について、内輪目の査定を持ってきて、売買価格に異議を申し立てる、といった状況があった場合でも、それをバイパスすることになるでしょう。

「思った価格」が、本当に、お買い得か、銀行が融資をつけるのであれば、融資が通るかを、計算に入れた上で、購入を進めるべきだと思います。


銀行が、ひょっとして、今現在のこのご時世で、この物件に、それだけの担保価値を認めない場合でも、かまわず、この値段で買おう


という心構えが出来ていますか?

こう脅してしまうと、びっくりされるかもしれませんが、査定が出にくいエリアなんかでは、査定の精度が落ちるため、売主が用意してきた査定は、信用しないほうがいいということなんですね。


上の方の問題に戻ると、損切り計画断行にあたり、痛恨の失敗は、やはり、「周りに、類似の物件がないエリアで、突出して高い価格の物件を買ってしまった」ことにあるといわざるを得ません。周りに、30万から50万ドルといった、類似物件がたくさんあったらとしたら、状況は、相当違うのではないでしょうか、、、

ブログランキングに参加しています。
人気ブログランキング 不動産投資の収益物件 にほんブログ村  海外生活ブログ アメリカ情報へ
上のボタンを押すと、このブログに1票入ります。
ご協力お願いします!!
ブックマークに追加する

≪ 一つ前のページに戻る ≫

不動産投資は、3歩進んで2歩下がる
次↑HOME↓ 前
アメリカ不動産投資準備編 PCセミナー開催(2008年3月29日土曜日)

  物件「購入」編


このページの▲TOPへ戻る