HOME > よくある質問 Q&A > 

アメリカ不動産投資と語学力

この前の指南塾の参加者のIさんから、下のようなご丁寧なメールをいただきました。海外投資に興味があっても、語学力に不安を持つ方は、多いと思います。

感想はこちらから★★

中山さま

こんにちは。
22日のセミナーに名古屋より参加させて頂きましたIです。

先日は、初めて中山さんにお会いすることができ、
そして、アメリカへの不動産投資を目指されている方々とも交流ができ
有意義な時間をすごす事ができました。
本当に有難うございます。

今回セミナーに参加し、なにより強く感じた事、それは
「気を引き締めて掛からねば!」
でした。。。
中山さんのブログを読み、何故か「これだ!」とばかりに
勢い勇んでセミナーに申し込んだ私。
出来る出来ないという事よりも前に、まずは情報を仕入れてみよう!と
そんな思い一心だったんでしょうね。(と自分を分析します。^^;;)
でも、どこかで簡単に考えてた、(ちょっと夢見てた?)感が否めず
セミナーに参加したら、狩りが出来るよーになる!位な
安易な気持ちがどこか密かに、でも絶対にあったんだよなぁーなんて
反省するいい機会にもなりました。

私は語学力も十分ではなく、その上、日本国内の不動産投資も未経験。
投資に関しての経験は、日本株を少々。。。
ただ、これから将来の事を真剣に見据えると
今から真剣に考えていかなきゃ!と強く強く感じておりました。

そんな私にとって、
夢物語ばかりじゃないけれど
知識と努力で荒波を乗りこなすことができれば・・・
と、一筋の道が見え隠れしている事が判った
そんな今回の出会いだと思いました。

これからは、語学も不動産知識も
努力して、力を付けて行きたいと思います。
中山さんのアドバイス通り、まずはブログの熟読ですね(^^)v
セミナー内容も復習し、知識レベルに落としこみ!。
語学も、これで絶対的なモチベーションが出来たんですから、
やるしかないですよっ。
成せば成る!の精神で頑張りますっ♪

こんな、超ひよっこ状態の私ですが、
是非、これからも、ご指南下さいますよう、宜しくお願いします。

■■■


Iさん、アメリカ投資を検討される参加者の気持ちを、とてもよく表現していただいた、ご感想を、ありがとうございます。

私自身の意図(以下参照)を、よく汲んでくださったように思ったので、とてもうれしかったです。


★アメリカ不動産投資は、日本にいながらにしてできる
★しかし、投資には、見返りと同時にリスクがいっぱい
★少なくとも、最初は、「人任せ」「ハンズフリー」とはいかない
★自ら、体系的に投資を学んでいくことで、初めて、効率のよい投資家へと成長できる
★長期に、忍耐強く取り組めば、失敗を最小限に抑え、長期には、安定し、手のかかり方も、減っていく

といったことですね。

「中山さんは、帰国子女だから、語学については、比較にならないから、、、」

このようにも、いわれます。


語学力と、海外投資。


この問題は、、、、難しいですね、、、、><


たとえば、ファイナンシャルリテラシーが高い方や、資産力がある方は、語学力が相対的に低くても、それを、何らかの方法で、カバーできると思います。

説明されたことが、すぐにイメージでき、冷静な判断、成熟した投資家的対応ができれば、、、あるいは、高額でも、日本人の弁護士さんや公認会計士さんなどを、必要なときにきちんと使いこなして、、、私自身、「英語ができれば、金になる!」というメルマガを発行していますが、これは、やはり、ある程度、本当だと思います。逆に、英語ができなければ、その分を、お金やほかのリソースでカバーしていくのですね。

ただ、そうすると、費用対効果は減りますから、語学が堪能な方より、利回りが下がることは、間違いありません。ここら辺、「海外に投資をするのと、ほかのこと(たとえば、国内でサイドビジネスを起業)をやるのと、自分にとって「どちらが効率がよいか」を考える必要があるでしょう。


ただ、下もまた、真なりです。


語学力は、あくまで程度。「できる」と「できない」という境界線があるわけではありません


私自身、ネイティブというわけではなく、語彙力は、やはり、日本語のほうがあると思います。

確かに、最近は、アメリカの生活の範囲内であれば、不動産投資や弁護士との会話、医療についても、たいがいのことは、「意思の疎通ができる」という自信がありますが、でも、私自身、常に、英語を使う仕事や環境の中で、「実地に英語を学んでいっている」状態の中で、そうなってきたのです。そして、その状況は、現在進行中ですね。アメリカのドラマを見たり、歌を聴いて、多様なアクセントや造語、業界用語などが、「100%わかる、聞き取れる」わけではなく、本当に、「筋がフォローできる、意味がわかる」程度なんです。

だって、「帰国子女だった」のは、帰国した中学生のときまで。

多少早熟でも、中学生には、大人のボキャブラリー、仕事の専門知識なんか、ありません。ましてや、家の中では、家族は、日本語オンリーなのですから、、、


ですが、言葉って、そもそも、リアルタイムで、知識を得ていくものですよね。


これは、外国語でなくても、現代社会の鉄則。

たとえば、すべてのパソコン用語は、英語、、、
【デスクトップやラップトップといった言葉からして、10年前は、知らなくてよかったんですよね】

経済用語
【サブプライムなんていう言葉の前に、スタグフレーションとか、デノミネーションとか、金融用語の硬いこと!】

ひいては、海外政治問題
【各国首相の名前も、毎年覚えなおさなければいけないカタカナですよね、、、】

ファッションが好きな方も、相当、横文字に強いと思います
【新しいブランドや、用語の多いこと。男性陣、レギンズとかホルタートップ、ラッシュガード、なんて意味、わかりますか?】


このように考えると、不動産投資についても、「単語から」というのは、英語力にかかわらず、誰にでも有効な、よい戦略だと思います。

誰しも、中学レベルの英語は、本来、やっているはず。文法自体、I have a penを抑えるだけだって、立派に使い回しが利くものです。

単語がわかれば、専門領域も、「こういう話をしているな」ということ、ある程度、想像がついてくるもの。

たとえば、役所から、納税告知が来たとき、そこに書いてあることが、100%わからなかったとしても、property taxと書いてあれば、毎年のことであれば、「そういえば、固定資産税を払わなくては」と思い至るもので、これは、慣れである程度カバーできてくるもの。

逆に、役所からの通知をみて、例年の単なる告知と比べてなんだか、違う、それがなんだかよくわからなければ、そこで、誰かに相談をする、ということをする。普段の投資活動は、こういう現実的なステップを踏んでいくものです。

Iさんのように、私のブログの用語セクションなど、目を通し、音声ファイルを聞いてみてください。「中山のブログ、読めば読むほど、まったくいやになるよ!どの記事を取ってみても、頭が痛くなるじゃないか。」(><)、というのであれば、やっぱり、アメリカ投資、やめたほうがよいです。

当たり前ですよね。

でも、「中山さんは、帰国子女だから、、、この年で、語学なんて、、、」こうおっしゃった、私と同年齢のIさんには、私は、こういう風に申し上げました。


「Iさん、私の母の話を聞いてください。

母は、70を過ぎてからパソコンをはじめ、駅前教室に通って、75歳の今では、ワードで地図やチラシを作成し、メールでみんなに告知をしていろいろな企画を実現しています。

今は、デジカメも買って、PCで見たり編集したりする方法にチャレンジしはじめたところなんです。

こうした母を見て、私自身、これから、いろいろ、やってみようと思っているのに、同い年のIさんが、『この年で、、、』なんて、そんなことでは、どうやって、人生の後半を過ごされるのでしょうか?」

上の感想は、そうしたやり取りをした後に、Iさんが下さったメールですから、私も、とてもうれしく拝見しました。

好きこそ物の上手なれ。

そして、必要は、発明の母。


英語力はまったく不要です、私に100%任せてください、とは、私は言いません。


それをしてしまったら、後でだんだん困ってくるのは、ご本人様なんです。やっぱり、自分で、パソコンや英語にマイペースでチャレンジしていただく必要があります。

しかし、自分なりのレベルで、やりたいことに、チャレンジをしていくって、逆に、誰にとっても、とっても素敵なことだと、私は思います。

中山からのお願いです。
記事がお役に立ったら、下の2つのボタンをクリックし、ブログに投票してください!
人気ブログランキング にほんブログ村  海外生活ブログ アメリカ情報へ
ご協力お願いします。
中山道子メルマガ登録URL
お名前
Eメール
Eメール(再)

ご登録は無料で、解除は、随時可能です。
最近の配信例は、こちらから。大体、月1度くらいの配信です。

*********

メール配信解除
ご登録のメールアドレスを入力し、解除ボタンを押してください
登録メールアドレス

≪ 一つ前のページに戻る ≫


このページの▲TOPへ戻る