HOME > 投資の雑感 > 

節約の美徳 ウオーレン・バフェット氏も…

ファイナンシャルプランナーや投資顧問の人が、よく言っていることですが、「節約に勝る投資はない」。

不労所得で、1万収入を得るのは、節約によって1万円を得るのと比べると、ずっと大変なんだということです。

世界レベルの大富豪でも、この原理で、資産構築をしている方もいます。

例えば、ウオーレン・バフェット氏は、1958年に、3万1,500ドルで購入したオマハの自宅にまだ住んでいるそうです。

そして、この自宅は、Forbes誌の記述によると、現在、70万ドルの価値があるそうです。

ウオーレン・バフェットの自宅

他の報道によると、バフェット氏が自らに課した給与は、2006年次で、約10万ドル。

こうした規律ある生活が、彼の巨万の富の礎なのですね。

もうひとつ、アメリカ不動産投資家としては、日本の家屋のあり方との違いに嘆息するはず。50年前に買った家の価値が、20倍とは!

細かいことは、調べていませんが、ネブラスカ州では、1960年段階で、一戸建ての価格の中位値は、9,600ドルだったことは、連邦統計局の統計ですぐわかります。

威風堂々としたこの家は、今の基準でも立派に見えますが、当時から言ったら、大変な豪邸だったに違いありません。バフェット氏は、value shopper【バーゲンプライス好き】といわれていますが、お金の使い方について、はっきりしたポリシーを持っているのであって、なんでも、安いこと自体に価値を置いているわけではないのでしょう。

そして、2000年のネブラスカ州の一戸建て物件中位値は、8万8,000ドルと、米国の不動産価格としては、低迷していますから【といっても、当時から言って10倍近く値上がりしています】、その中で、この家が、70万の価値がつくとしたら、やはり、彼の「長期投資」に対する目というものの鋭さに、嘆息せざるを得ませんね。

もちろん、これだけの家ですから、【とはいっても、大富豪の家としては、別段立派過ぎるということはないようですが】この50年間のうちに、何十回も、高額な修理を施しているでしょう。内装も、きっと、標準以上の質実剛健な備品が備えられているに違いありません。

短期の売り買いもよいですが、本当の資産って、こういう風に、作るものなんだ、と、間接的に、大富豪に教えられますね。

中山からのお願いです。
記事がお役に立ったら、下の2つのボタンをクリックし、ブログに投票してください!
人気ブログランキング にほんブログ村  海外生活ブログ アメリカ情報へ
ご協力お願いします。
中山道子メルマガ登録URL
お名前
Eメール
Eメール(再)

ご登録は無料で、解除は、随時可能です。
最近の配信例は、こちらから。大体、月1度くらいの配信です。

*********

メール配信解除
ご登録のメールアドレスを入力し、解除ボタンを押してください
登録メールアドレス

≪ 一つ前のページに戻る ≫


このページの▲TOPへ戻る