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多摩川団地の快挙 団塊の世代のパワーです

ネットでは、多分掲載されないかもしれません。たまたま、今、読売新聞を取っているので、武蔵野版に、私の地元、狛江の多摩川団地が、建て替えめどが立った、という話が、報道されていました。

この多摩川団地は、高度経済成長期の「新時代マンション」として、皇太子時代の天皇陛下も視察されたという先進的なマンションだったそうです。【以下、読売新聞2008年5月2日朝刊武蔵野版より】

分譲住宅のホ号棟は、合計11棟、380戸、現在の居住率9割。

なんと、この3月の臨時総会で建て替え案と大規模修繕案が議論され、9割以上の住民が、建て替えに合意し、今後、区分所有法に基づく建て替え決議を行っていくことが決まったというのです。

都の住宅供給公団の初のマンモス公団として、1964年に建設が始まっており、68年に完成。多くは3DK、50平方程度。

今となっては、狭い感じですが、当時は、敷地を広めに取った、新式住宅だったのですね。桜が綺麗なエリアで、私もこの時期ここで花見をするのが大好き。

そして、現在。

管理組合の臼井事務局長は、当時、10倍以上の倍率をくぐり抜けて入居して以来の入居者だといいます。今では、居住者の3割は、65歳を超え、5階建てのエレベーターなし仕様に苦しんで転居される方々も。

こんななか、2年前、組合は、建て替えを検討しはじめ、以来、定年退職した団塊世代組が、先例の視察や関係機関との交渉を繰り返し、月刊の機関誌を全戸に配布して報告や了解を求めていったというのですから、すばらしい話ですね。

藤野管理組合理事長は、「若い人も一緒に住めるような団地に」と話しておいでになるということで、区分所有法上、建て替えに5分の4以上、各棟で3分の2以上の合意が必要となっている中、意見をまとめることができない組合のほうがずっと多いということであるのに、、、


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2005年のNHKスペシャルで取り上げられた、千葉県松戸市にある常盤平団地での孤独死【高齢者が、死後3ヶ月発見されなかった】の例に見るように、タイミングを逃せば、管理組合の取り組みは、ずっと悲惨なものに、、、。現在、常盤平団地は、孤独死をストップさせる活動で、全国に名を馳せているのです、、、

大変な時代に、なってきたんですね。

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