アメリカ(海外)不動産投資で利回り２０％以上

時々、「カルフォルニアもやってください」、「別のエリアも教えてください」「次はどこを攻略しますか」といった質問があります。もうひとつ、聞かれるのが「中山さんは、【ここまでくるのに】いくら用意しましたか？参考にしますので教えてください」という質問。

異なるタイプの質問のようですが、私にとっては同じなので、一括して、お返事をすると、

■新しいエリアに進出するということは、最初、失敗に基づくロスを生じる可能性が大きく、私も、わけもわからず数年で何箇所かエントリーしてみた初級者モードはひと段落して、今は、逆に、なかなか、新規エリア開拓などは、簡単には行えないです。ですが、次回新しいことをやるとしたら、300万、500万、あるいは、1,000万といった形で、投資に応じ、それなりの額の「想定外」コスト、ロスする覚悟をすると思います（実際に使う頭金や購入額、修理代という見積もり自体と別の、「不慮のトラブルが生じた場合」のための予備です）。

と

■私は、大変なロスをしてここまできていますが、それは、孤独な手探り状況で馬鹿を見てきたからであって、お客さんには、そうした【そこまでの、あるいはまったく同じ間違いは】思いはさせていないと思いますので、別段、ご用意いただく必要資金の直接な参考にはならないのではないでしょうか

です。ちなみに、「中山さんはいくら使いましたか？」と質問した方には、「1,000万単位の不慮の支出やロスがありましたよ」と正直にお答えしましたが、思ったとおり、返事はありませんでした。きっと恐れをなしたのでしょう。【笑】

別に、初級者の投資や、新しいエリアの進出に、絶対に、ロスが生じるとも限りませんが、生じても、おかしくない。ただ、私と相談しながらやっていただければ、それほどひどいことにはならないようにしています。しかし、逆に、投資初級者には、ここのところについての恐れや割り切りが、どうしても乗り切れない人がいます。

この前も、コーチングの生徒さんのＵさんに、「ブラジルは、今、いいそうですが、やられないんですか？」と聞かれましたので、「それはあなたの仕事なんですよ。私の仕事は、それをサポートすることです。」と突っ込み返しておきました。【爆笑】

このように、コーチングを受けている生徒さんであっても、具体的な注意を聞いているうちに、恐れや不安に駆られ、現実的な案件に着手して、汗をかくのを恐れるようになっていく方もいます。というのも、投資の実際って、地味だからです。

厳しいようですが、こういう場合は、それが、その方にとっての、投資家コーチングやセミナー受講の成果。

線が細い方は、海外投資なんか考えないほうが良いのです。

私はアメリカ不動産投資がどんなものかを教えることはしますが、起業家精神や投資家メンタリティ、多少の困難に屈しない精神力を養うお手伝いをすること自体は、できません。

ご自分に、そうしたメンタリティが備わっているかは、やってみないとわからない方も多いかもしれません。私も、若いときは、世間的な苦労はしたことがなく【努力などは自分なりにしていましたが】、「ぬくぬくやっているお前なんかが世間に飛び出て何ができる」と揶揄され、自分自身に自信がない状態にありました。今は、そのころから比べると、怖いものというのは、正直減っています。

ひとつ、時々思うのは、人間というのは、特に恵まれた人ほど、「自分の殻」や、「恵まれた環境」が当てはまらない状況に自分を置くのに、どんどん臆病になっていくのだな、ということです。英語では、こういうのを、comfort zone【居心地のいい環境】といいます。

ただ、今の時代というのは、comfort zoneと、チャレンジしていく未開拓の領域両方が、どんな年齢や立場の人間であっても、ある程度、求められ続けるようになっている、そんな時代に、なってきているのではないでしょうか。

今日、この記事を書いていたら、ちょうど、コーチングを終えたYさんから、下のようなメールを頂戴しました。

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みちこさん

今回のレッスンも貴重な情報がてんこ盛り、、しかもピンポイントでわかりやすく教えていただきありがとうございました。

土地柄や物件の違いによって、客付けの方法や管理の仕方など色々な戦略を取ってみて、最終的にベストな方法を探っていくプロセスがやっぱり必要なのですね。

新しい土地をリサーチし、人脈を作り、物件探しからお金の調達、息つく暇なく良い管理会社を見つけ、いいテナントさんを入れて、毎月家賃が滞りなく入金され、万が一の問題対処やExit戦略まで気を配れるようになるまでの気の遠くなるような長い道のり。。

あぁ今まで本当に試行錯誤で、粘り強く地道にやってこられたから今のみちこさんがあるんだな?と心から実感しました。その血と涙と汗の結晶を、こんなにも惜しげもなく教えていただけることに、毎回感謝してもしきれません。。

XXさんにも現地の管理会社のことなど相談してみますね。

では、次回のレッスンは、一応○月○日の朝１０時ということで♪　
またクロージングに向けて、お忙しいところ色々しつこく尋ねてしまうかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

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Uさん、Yさんのつめの垢を、次回までに、飲んでおいてください。ε- (ー ＾ )