コーチングやセミナー受講の成果は、人さまざまです
毎回、セミナーや懇親会をやると、勉強になったよ、と皆さんいってくれるので、ブログでそういうことをお話しするときは、特に「自画自賛/アピールモード」になっていますが、実は、コーチングやセミナー受講の成果は、その人さまざまであることも、確認することに、意味があるでしょう。
個別のご相談者様や、コーチングの生徒さん、あるいは、セミナー受講者様と、いろいろなかたがたとお話しますが、場合により、モチベーションを失われる方も、おいでです。
セミナーで熱心に勉強してくださっていたのが、突然、「中学レベルの英語位ならできる、セミナーを受講すれば、大丈夫かと思っていたけれど、内容についていけなくなって、もう自分に自信がありません」とおっしゃってこられた方。
コーチング受講者でも、「話を聞けば聞くほど、怖くなり、あるいは面倒くさくなり、もういやになった」様が、如実に伝わってきた方もいます。
また、「やりたい」といってくださりながら、とにかく仕事の都合で、時間の余裕がなく、計画が一歩も進まない方。
理解を深める中で、「自分には合わない」「今のライフスタイルでは無理だ」「時間にやっぱり余裕がなくて、、、」ということは、当然、あるかと思います。別のところでも触れましたが、自分のcomfort zone【落ち着ける領域】外のことに進出するには、それなりの覚悟や、時間的かつ金銭的な余裕がいると思います。
そもそも、私は、「良いことばかりを言う」のは、好きではありません。
別段、「正しいことがすき」という、立派な人間なのではなく、もちろん、相手のことも、考えていますが、同時に、調子の良いことだけをいって仲間になっていただいても、「あとが大変」なので、実は、自分に降りかかってくる後々の面倒を考えたりしているのです。 (^○^)
私が出会いを求めているような、ファイナンシャルインテリジェンスのある、成熟した投資家様というのは、最初から、「すべて自分が理解している範囲のことを全開示」〔これには、自分がその時点で承知し得ない情報がありうると言うことを指摘することも含まれます〕すると、逆に、「自分が知っている投資の現実と整合しているので理解できる、信用する」といっていただけ、そうした方々とは、スムーズに、気持ちよく、お話が進みます。
そういう意味では、私は、大体、「相手の利益」=「自分の利益」という考え方にのっとっています。
「それだけ書くと、まるで、優等生答弁」ですが、上に述べたように、そういうモットーが、相手のためになるのはもちろん、長期的には、今のビジネスの寿命を延ばすことにつながり、その意味では、自分の利益を最大化する道であること、しかも、短期的に言っても、自分のストレスを最小限に抑え、効率的な労働スタイルを確保できる、という「腹黒い」判断があるのです、、、(/ω^)
そういうスタンスを取る帰結として、このブログもそういう傾向がありますが、「コーチングやレクチャー、物件説明をすると、場合によっては、相手が恐れをなす」ような話、「面倒だな」と思われるようなことの説明がえんえん続きます。
そして、事実、「危険がいっぱいだな」、「最初イメージしたより、手間がかかるんだな」、「もうやめてしまえ」という方が、出るのでしょう。
特に、コーチングの場合は、生徒さんの費用は、去年、3,000ドルで、それなりの金額。それでも、「この人は、向いていないな。この人にとっては、それがわかったことが、コーチングの成果だわ。もっと調子の良い人に、妙な案件を買わされた後に、面倒が降りかかってきて、後悔するのではなく、私が事前にいろいろ、脅したことで退却することができて、この方はラッキーだな」と思います。ですので、そういう場合も、「自分の報酬分は十二分に稼いだ」と胸を張って言えます。
そういうことがありうる、これは、当たり前。ただ、ブログを熱心に読んでいただけている方は、「大体、連絡するころまでには、イメージできていたよ」といってくださることのほうが、最近、多いです。
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