アメリカ(海外)不動産投資で利回り２０％以上

考えてみれば、当然の話なのですが、できる場合と、難しい場合があります。それが、これ。投資先のエリアに同様にコミットしている仲間を作る必要性ですね。

実際に不動産投資などを始めると、現地でのやり取りがいろいろできてきます。そのとき、いちいち、「？？？」では、困りもの。

別段、仲間や友人は、日本人でなくてもかまわないのですが、「語学力がちょっと、、、」と言う方は、やはり、日本語でやり取りできる方との交流が有益かも。場合により、語学ができても、「同じ日本人として、アメリカのことを知らないということが、どんなことなのか」「日本の常識から判断すると、どういった状況なのか」ということに共感してくれる相手が有益な場合が多いです。

ハワイに投資をされる方は、これが、見事なほど、自然にできています。ハワイ好きは、ハワイでわいわいやったり、日本で、ハワイ関係の趣味を共有する仲間を通して、現地情報を交換したり。ネットのコミュニティもたくさん存在しますし、第一、現地のレアルターや銀行の人など、日系の人もたくさんいて、とりあえず、「日本人だからわからないの。これ、教えてください」と、誰にでも、言いやすく、聞きやすい環境。

こういうことがあるので、私自身、ベガスやデトロイトで、自然なオーナー様交流の場をもうけるよう、努力をしているわけです。

それに対し、自分独自の判断で投資をすると、現地に知り合いができない場合があり、そうすると、いちいち、ストレスがたまる場合があるようです。

Tさんは、このたび、晴れて、アメリカのある都市に、物件を買ったばかり。私は、融資担当として、Tさんが選ばれた物件取得のお手伝いをさせていただきました。アメリカには、長期出張に良く行くついでに、投資を考えられたので、現地には、友人と呼べるような人は、特には、いないよう。

購入したコンドミニアム気付けでいろいろ来る連絡のうち、巧妙なDMに引っかかってしまいました（苦笑）。

心配になったTさんは、私に、「読んでください」と、書類のJPEG写真のメール添付で、何度も、お問い合わせ。「この書類は何でしょうか？銀行からきた大切な書類ではないでしょうか？」

拝見すると、Tさんが新しく物件を買ったこと、その物件に、融資銀行の抵当権がついていることを調べ上げ、それに基づき、「あなたが死んだら、●●銀行に対するローンが残ります。今すぐ、年齢や喫煙歴、電話番号などを記入して、バックすること」などと強い口調で書いてあります。生命保険型商品の勧誘ですね。

PCセミナーご出席者はご承知のように、アメリカでは、売買履歴はpublic information。誰でも、あまりコストをかけず、組織的に物件履歴が調べられ、それに基づき、DMを出すことが大変容易なので、物件を買うと、それに伴う勧誘がたくさんくるようになります。

Tさんは、アメリカ渡航歴が頻繁なのですが、あまり英語はおできになりません。「●●銀行とあったし、融資先の銀行からきた大事な書類だと思ってバックしてしまいました！なにかに申し込んでしまったのでしょうか？」と戦々恐々。

私からは、「バックすると、向こうから、正式な見積もりが来るということらしいですので、そうした電話や通知が頻繁に来ることを我慢されるしかないのではないですか？」とご説明をしておきました。

新しい物件取得には、不安も伴うかと思います。最初、こうした部分については、現地のレアルターさんに相談できる部分もあるかと思いますが、一番良いのは、現地の事情について、自然に相談できる知り合いや友人が複数いること。

「夜討ち朝駆け」の業務形態のTさんにとっては、いまさら、「現地で、他の日本人と、ネットワーキングをしたら」なんて、いわれても、なかなか、苦しいのでしょう。Tさんは、これからも、しばらくは、ストレスや、こうしたプチ失敗のある生活が、続くかもしれません。

私自身も、自分が投資を始めたエリアではこうした経験が多く、苦労をしました。現地の友人を作る努力も相当しています。

例えば、日本では、やる必要がないので、そんなことは、絶対やりませんが【それに、それって日本人カルチャーじゃないかも、、、汗、、、】、飛行機で隣に座った人と仲良くなって、その人の家に何度も泊まりこんで、家族みんなに、世話になった、なんていう確信犯的「便利な友人」作りも、なりふりかまわず、やってきましたっけ【爆笑】。

本当に知り合いはおらず、仕事で、作る余裕もないのであれば、お金で解決するしかありません。たとえば、日本語が堪能なアメリカ人学生、あるいは、日本からアメリカに留学してきている方でも探してきて、その都度、アルバイト代を払われるというのはどうでしょうか。

ちなみに、英語では、こういうネットワークのことを、support systemといいます。