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土地投資(ランドバンキング)は儲かるか?

儲かり度

  ・ 堅実に儲かるかもしれない?
  ・ しかし、だまされることもある!

ランドバンキングという投資は、ずばり、土地に投資する小口投資家を集める方式。
具体的には以下の通り。

現地デベロッパーやら現地自治体と共同して、大きい更地を確保、都市計画を総合的に企画立案し、青写真ができたところで、建設資金を小口投資家に募る。

1万ドル単位などの小口の募集で、現地の土地(整備済みの土地区画)購入が可能で、名義は、投資家名義になるようです。

建設は、4年から8年くらいまでの間に行われ、投資した更地の上に、たとえば、コストを10万ドルかけて、新築分譲を建設し、それを30万ドルで売る。利益の多くは、デベロッパーがとっていきますが、一大コミュニティプロジェクトが実行される結果、土地が値上がりするので、一応、投資家には、この期間内に倍くらいの値段をつけて返す、という感じになります。

つまり、まったく何もせず、実際に家を持つのと違ってローンなど組まず、100万単位で投資ができて、しかも、5年とかで倍をもくろめる、ということ。

プロジェクトはいろいろで、プロジェクトにより、値上がりが早く、4年とかで二倍になるものもあれば、7年くらい建設に掛かる、といったこともあるようです。ただし、たとえば期間中ずっともっていなければいけないというわけではなく、2年くらいすると、仲介を依頼し、転売をかけてもよいようで、優良プロジェクトで短期で利益を取り、すぐ転売し、また再投資をする、といった投機家?までいるようです。

本業があって、あまり面倒な投資をしたくない方は、検討するに、悪くない投資先だと思います。というのは、このシステムは、一大コミュニティを立ち上げるので、最初の土地価格は、ゼロに近いのを、1万ドルという高値で売りつけられているというのがもちろん実態ではあるのですが、向こうは、その分きちんと都市計画をしているので、新築分譲の販売マーケティングなども現地で行うわけですし、個人が見繕って適当なところに土地を買うのと違い、そうとう確実に、値上がり見込みができる土地投資であると予測されます。

但し、このようなきちんとした体制ではなく、単に、「別荘区画を買いましょう」といった感じで、論外の値段を付けて辺鄙な整地前の土地を外国人に売りつける悪徳業者もいるようですので、ランドバンキング投資をされる方は、「投資自体はハンズフリーだが、業者選択とシステムを理解すること自体には、時間をかける」ことを心がけましょう。

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