モータウン! カーペット編
素敵ですね。インテリア雑誌のような、、、
これ、ニュートラルと称される、色彩選択です。
カーペット、ベージュ!
築浅中流物件のマストです。
東部は、より古い物件が多く、きれいなフローリングの場合も多いですが、新しい物件は、そこまで、お金や手間をかけていません。
さて、これで困るのが、カーペット清掃。
乱暴な一家に犬を飼われたり、子供が液体をこぼしたりと、カーペットは、こうしたレンタルの場合、入退去ごとに洗浄、そして、場合によったら、数年に一度ごとに、取り替えたりとしないといけなくなります。
テクとしては、目立たないところであれば、汚れた箇所をカットして、同種のカーペットを敷きなおしてみたりといった方法は、ありえます。
フローリングや(にせ)大理石系なら、問題ないのですが、、、
やはり、ニュートラル、ベージュの清潔感を維持するのは、大変です。
西部、つまり、カルフォルニアやネバダ、暖かいテキサス、それに、ハワイなんかもそうですが、多くのエリアでは、この色彩感覚は譲れません。全国区のインテリア雑誌や一般的なネット物件なんか見ても、例外はほぼないでしょう。これが、大家の首を絞めることになるのですが、、、
それに対し、一部東部や中西部なんかで、もっとディープなカラーがOKなことって、実は、あります。冬になると、みんな、雪や泥で、靴が汚れている、そういう、冬が長いエリア。
わがデトロイトも、そんなエリアのひとつです。
新規の場合は、ベージュ系の明るい色の新しいカーペットを敷き詰めることが私たちも通常ですが、問題は、「既存の古いカーペットや、一度汚れてきたカーペット」。
ずばり、「染める」というオプション行使で、コスト削減することが可能。
壁面に染めが飛ばないように、クロスや新聞紙を張ったり、といった大掛かりな手間もかけずに、掃除機のような機械を、まわしていくことで、「この部屋だけ汚いから」といった問題は、「オー、ゴーアウエーV」。便利な国だぜ、アメリカ!
デトロイトの私たちの物件のテナントさんたちは、場合によったら、真紅やモスグリーンといったカラフルなカーペットに普通に居住しています。やはり清潔感あふれるオフホワイト系のクロスと明るい木目フローリングが常識のイマドキの日本人不動産関係者が見ても、やはり、ぎょっとするでしょう。
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この前、空港に出迎えてくれた管理会社さんも、私たちに敬意を表して、背広を着てきてくれていましたが、その色は、パープル!す、すもーきーろびんそんかと思ったぜ、、汗
いうまでもなく、ダイアナ・ロスやマービン・ゲイなど数々の名アーチストを輩出した、モータウン・レーベル発祥の地。人のファッションを見るにつけ、店舗や家の内装を見るにつけ、デトロイトに行くと、【さい☆でりっく】という言葉を、よく思い起こす私でした、、、
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