対米投資視察旅行から デトロイトの新築と、同行者様からのお声
まずは、ビデオを、こちらから。
対米視察旅行では、皆様から、いろいろな、お声を頂戴することができました。不精な私は、撮影した写真の数が、初日以降、激減していて、帰国してから、「ああ、もっともっと、写真やビデオとっておけば、、、」と例によって後悔しています。
今回、デトロイトでの目玉の一つ?は、なんと、現地で、新築ブームが見られたこと。
実は、一部の投資家様が投資を開始されている東部のエリアで、Habitat For Humanityが、新築物件に、たくさん着手しているのです。
ハビタットフォーヒューマニティーというのは、前からブログで紹介しようと思っていて、ぜんぜんできていなかったのですが、この機会に説明をしますと、ずばり、「低所得者層向け持ち家推進NPO」です。
つまり、チャリティー。
「おうちを寄付してあげる。そのかわり、申請する一家は、自分たちも、家を建てることを、物理的に=肉体的に手伝う決まり。そして、コストの一部は、賛同者が、寄付。また、人件費は、サポートメンバーが、一緒に家を建てることで、解決」
という おお!アメリカならでは! という、慈善団体なのです。細かいことは省きますが、家の寄付は、ただではなく、上に述べたように、労力のほか、数万ドルの小額のローンを返済する義務も生じ、そのローンが、また、次のプロジェクトへの資金になります。寄付を受けるためには、自分自身が、きちんとしていくことを学ぶ必要があるので、このタイプの家に住む人たちは、それなりに、よいオーナーとして地域に対する意識を高く持つことが期待できそう。
1976年にこの団体を設立したフラー夫妻は、アメリカで大変尊敬され、夫ミラード氏が、この3月に死去されたときは、大変、悼まれました。先の大統領であるカーター元大統領や、建築好きで有名なブラッドピットのようなセレブなども、ハビタットの活動に参加し、let's build a house togetherを実践しています。
このハビタット、日本にもあります。国内では、建築はまだ開始できていないようですが、学生さんたちなどを中心に、旅費プラス寄付金を払い、海外で、家を建ててあげる、というモデルに、参加できます。こちらから。
ハビタットは、30年ちょっとの間に、全米ランキング11位のビルダー【プライベートビルダーとしては1位。】に成長しているというのですから、アメリカ人がその気になったときのすごさには、毎度、本当に、感心させられますね。【6,000軒弱で、この数字なら、日本でもトップ10に入るでしょう。】
さて、このハビタットにあるデトロイト支部が、現在、「新築ラッシュ」を引き起こしているというわけです。
私たちが、立ち寄った新築。お客様がたくさん写っているのでちょっと写真にイフェクトを入れてあります。
3BR HOUSEとプリントしてあるの、わかりますか?さすが、「誰でも立てられる家」ですね、、、笑
なんにせよ、このように、デトロイトで新築が見られるとは!
この後、ハビタットが所有しているReStoreという寄付などで成り立っている建材ショップや「ここだけで、家が建つ(ほど資材がそろっている)」と有名な「ホームデポ」を見学し、例によって、皆さんは、ずいぶん、研究を進められたようでした。
++++++この点に関連しては、相当、通なコメントを下さった方も、、、++++++
中山様、皆様、ありがとうございます。
私はデトロイト投資に強い関心を持ちながら、
日本で新築を建てていることもあり、ホームデポ(wikiによると、ウォルマートに次ぐ世界第二位の小売りチェーンなんですね!日本にはないが、中国にはあるようです。) にかなり刺激されました。
それにまつわる話をご参考までシェア申し上げます。
(ご興味ない方は申し訳ないです、、。)
建築の方面にはまったく明るくなかったのですが、Pさん、Qさんからお名前を伺った、特に輸入タイルや輸入石材を中心に(集合住宅用ミニキッチンなどもあり。)数多い建築資材を取り扱う価格破壊企業サンワカンパニー(http://www.sanwacompany.co.jp/ )の資料を米国から遠隔で請求したらすぐに、経営者の方によるコラムを含む思い入れたっぷりのちょっと欧州っぽいテイストの、分厚いカタログをすぐに送付いただきました。おもしろい!安いものは安い!というもので、付せんを貼り付けまくり、書きこみまくりでした。
→Pさん、Qさん、ありがとうございます!
これはいいぞ!もしかすると大手DIYショップに行けば輸入建材などフルレンジで商品があり、日本も格安で家が建ったりするんじゃないか?!と、勢いに乗って本日、ケイヨーデーツーとジョイフル本田に行ってきました。 (ちなみに、札幌の激安投資家加藤ひろゆきさんが好きなジョイフルAKは後者と北海道現地資本のJV。)
23区内に大きなものがないので、千葉ニュータウンという成田に近いところまで飛ばして参りました、、。
所感としては、ケイヨーデーツーは「普通のホームセンター+職人さん用の品物あり」程度の店で、ジョイフル本田は相当本格的なプロユースの建材やツールを含めた幅広い品ぞろえの超巨大店舗ではありました(ホームデポに行っていなかったら、相当感動していたと思います。)が、やはり“EDLPの和製ホームデポ”は無理で、松下電工やらアイカやらYKK apやらINAXやらの日本の大手建材・設備メーカーの超巨大販売店、という風情でした。(残念)
松下電工の特別コーナーがあり、電工からの派遣社員と思しき中年の男性が6,7名がんばっておられました。やはり流通も日本で生きていくには日本のメーカーとうまくやらないとやっていけないのかな?
(Qさんご紹介の“光触媒塗料”も、塗料コーナー担当者は全く知らず、、と。)
インテリアドア1枚とっても、フラッシュの非常にやすっぽいドアか、無垢か同水準のものもステンドグラスなどをはめこんだ装飾過剰で10万円以上。(⇔ホームデポではシンプルなインテリアドアが40ドル程度からありました。) キッチンやトイレなどの水回りも、米国よりも一ケタ高い“日本価格”がちょっと安めになった程度。
ざっと見たところで認識できる限りで米国と同程度だったのは、太陽電池で光るLEDエクステリアライトくらいのでした、、。(うーん。)
ただ、レンガや敷石などのエクステリア系のものは種類も豊富でやや安めな印象で、サンワカンパニーとそれほど変わらない印象でした。
まだまだ日本では、habitat for humanity的活動をしようにも材料すら手に入らない、クローズドな流通構造(メーカー支配の1?3次問屋制。)のようです。よほどの価格破壊者が外からやってきて成功しない限り、この構造とそれに伴うコストの高さは変わらないでしょうねえ、、。
やはり米国投資、中でも利回りの高いDetroit投資ですね! (^ ^ /
+++++++
オアトが、よろしいようで、、、
*********