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日米編 携帯に残されているメッセージを聞く方法

今日グアム休暇から帰国した中山道子です。グアムは、普段日本で食べているラーメンや和定食などが容易に食べられるし、狭いし、キッズパラダイスですね。普段はけちな私ですが、よき日本人らしく、フツーにお金を落としてまいりました(爆笑)。

アジア人というのは、お土産カルチャーとか、こまめに何か動く必要を感じるところとか、やはり、独自の文化圏だなあと改めて思い直しました。

グアムのような観光地では、私を含めた多くの日本人は、当然のように、”オプショナルツアー”、アクティビティを日程として入れようとしますよね。ツアー等の言語案内を見ると、韓国人や中国人もご同様。英語案内なんか、おざなりっぽかったです。

そして、ここ、結構、経済に、意味のあるインパクトを与えるのかなと思ったりしました。

アメリカ人も、結構、食べ物消費や洋服等のグッズ購入等、日本人と同じように、お金を浪費するタイプの人種で、家のリフォームとかについては、日本人なんか目じゃないようなお金の使いっぷりをしますが、それにしても、リゾートに行って、有料ツアーに毎日何百ドルも落とすような人は、金持ちでも、思い当たりません。

大体、欧米人って、休暇というと、プールサイドやビーチサイドに本をもって行ったりして、ドリンクだけで、丸一日、同じ姿勢ですごしたりしています。金持ちの欧米人は、同じことを、より高級なエリアや、自分の別荘でやっているようです。また、夜には、よく、飲んだりダンスしたりに出かけていますよね。

普段は、こちらより精力的な人種だという印象なので、どうしても、昔から、ここが、付いていけないのですが、ヨーロッパ人の”日中、何にもしないこと”に対する耐性《というのか?》には、どうしても、ついていけません。

私なんか、浜辺に座っていても、1時間で、”まぶしすぎるぜ”とか、”暑いから、どうせ本を読むなら、ホテルで”とか、”せっかくここまできて、何もしないのはもったいない”とか、すごい貧乏性《だけど実は高くつく》なことを、めちゃ考えてしまいます。

若い世代の日本人は、違ってきているのでしょうか。この不況で、日本人も、”金を使わないで時間を豊かに過ごす”方法を、いろいろ、習得し始めているのだと思いますが、欧米人を見るにつけ、”何もしない”時間が多かったり、その反面、活動するときは、逆に、”活動レベルが、こちらが付いていけないほど、めちゃハイパー”だったり、”1日一食しか食べない”人が多かったりとか、”肉食だからかなあ。日本人は、農耕民族だからなあ”などと、レベルの低い文化論に思いをはせたりする、私でした。

さて、旅行中、メールの返信等は最低限しておりましたが《ここら辺、アメリカのリゾートホテルは、ネット環境がよくて、安心して旅行できますね》、思いつかなかったのが、携帯メッセのチェック。

アメリカでは、携帯のメッセージチェックは、”その端末以外の電話”から、日常的に行うもので、みんながいつもやっていることなので、私も、そういう文化が当然だと思っていました。当該携帯から、メッセージをチェックする方法と、それ以外の電話からメッセージをチェックする方法が両方、頻繁に、利用されているわけですね。

しかし、日本では、実は、私は、あまり携帯電話の利用方法に強くなく、ふと思いついて、この件について調べるまで、日本の携帯の留守番電話のシステム自体について、細かく、知りませんでした。

日本では、携帯自体にメモリー機能を持たせることを重視しているらしく、留守番電話の残し方には、二つの方法があるそうです。


1)携帯本体に残してもらう方法。無料だが、メモリーの関係で件数や長さに制限があり、また、その携帯端末がないと、メッセージを確認できない。

2)ネットワーク式の留守番電話。件数や長さに制限はより少なく、その携帯端末からでなくても、コールセンター的なサービスに連絡をすることで、メッセージを聴くことができるので、端末を忘れたり、外国に行ったりしているとき、便利。但し、オプショナルサービスで、初期設定を必要とし、有料。


そうだったのか、、、

アメリカのシステムは、大体各会社共通で、方法としては、固定電話をはじめ、どんな電話からでもいいので、

■自分の携帯番号に電話をかける
■「伝言を残すオプション」と、「伝言を聴くオプション」があるので、後者を選択する
■PINコードを入力するよう、プロンプトがあるので、それで再生させる

となっており、つまり、フツーに自分の携帯に、誰かがかけて、留守電を残すのと同じ方法を使うのです。ということは、調べてはいませんが、2)の方法が標準だということなのでしょうか。

メッセージボックスの感覚で、電話をかけるのには、電話代がかかっているということだろうと思いますが、但し、携帯であると、local call への電話は、通常、基本料金に入っているので、同じ局番からなら、無料に近い感覚ですし、メッセージ回収自体には、課金はありません。

また、日本のネットワーク式メッセージ再生方法と異なり、”他社携帯からはNG”といった制約もありません。

日本の状況について、簡単にネットでサーチをしたら、以下のアンケートが表示されました。

インターネット調査のマイボイスコムによると、、、

■留守番電話を使っている人で、ネットワーク式の有料伝言サービスセンターを利用している人は、アンケート対象者の3割を切っている

そうです。詳細は、こちらから。

携帯電話のヘビーユーザーとはいえない私が、知らなくても、当然?のサービスだったのでしょうか。特に、携帯電話の広告等でも、メインにフィーチャーされている機能ではないように思います。

各社のネットワーク伝言システムの利用方法は、結構複雑です。詳細は、こちらから。アメリカのように、自分の携帯番号とPINナンバー(通常4桁)を記憶しているだけでは、だめで、センターの電話番号を控えておかないと、だめだったり、他社携帯からだと、NGだったりと、制約があります。複数の携帯を持っている人が多くいる昨今、どうして、そうなのか?よく、意味が、わからない囲い込み戦略ですね。市場は、初期段階ではなく、そういうことに資本を投資している時期は過ぎて、汎用性を重視したほうが、使い勝手を評価されるレベルに至っているように思うのですが。

このように、現状を前提にすると、留守番電話機能に特定すると、アメリカのシステムのほうが、ユーザビリティーが高いように思います。アメリカ人は、携帯電話のヘビーユーザーらしく、日本人のようにテキスト中心の利用ではないということなので、車社会であるといったライフスタイル的なことが、システムの利用しやすさを担保しているのでしょうか。市場規模も、日本より当然格段に大きいのでしょうね。

他方、昔はわかりませんが、現在の日本では、携帯は、テキストのほうも負けず劣らず重要で、しかも、そっちは、PCでも、受信設定できたりするのですよね(よくわかりませんが)。このため、携帯へのメッセージの再生方法自体は、現在の日本では、アメリカほど、重視する必要がなくなっているのでしょうか。

いろいろ書き連ねましたが、6日間も留守にしていたのに、伝言は、別段緊急でない1件だけ。今、かけなおしたら、「聞きたいことがありましたが、昨日、用事は済みました。」といわれ、相当、お気楽な、今週の私なのでした。

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