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賃貸の客付けって不動産英語では何という?

不動産投資英語は、本当に、特殊です。アメリカに住んでいて、英語がそこそこ出来るようになっても、オーナーにならなければ、知らないで済ませられるエリアかもしれません。

賃貸物件は、rental property, rental properties、管理会社は、real estate management company。

それでは、客付けは、なんと言うか?

正解は、placement です。

なので、例えば、客付けの業者さんに支払うコミッションは、placement commission, placement fee といった言い方をします。いわゆる、礼金ですね。

アメリカでも、管理会社さんは、通常、placement もしてくれますが、逆に、placement だけをする会社というのも、存在します。

こういう会社は、rental marketing のみを行うわけで、ワンストップサービスを要求する不在オーナーよりは、管理自体は自分で出来るよ、という地元オーナーが使ったりすることもあるようです。

私も、自分の持っている物件は、ひとつ、自主管理しており、テナントさんは、4年目になっているので、気楽なものですが、この物件は、過去に、2度、rental placement だけをする会社さんに頼んで、それぞれ、優良テナントさんをつけてもらいました。

本当を言うと、マーケッティング自体、つまり、見込み客の集客や審査(tenant screeningといいます。入居人審査)なんかは、自分でもオンラインで出来るわけですが、どうしても、自分で出来ないのが、内見(showing, showings)。

このため、結局は、鍵を預け、内見してもらい、推薦が来たところで、向こうの規定である、コミッションを払い、その後、テナントと直接やり取りすることになるわけです。

通常、コミッションは、家賃1ヶ月または、500ドルから1,000ドルくらいが一般的かなと思います(1,000ドル前後の家賃の家のイメージ。高額物件は、よくわかりません)。通常、広告費のような経費もこの中に入っています。ただ、プラスオンで、自分が希望すれば、新聞広告を自分が勝手に打ったり、プラスオンで広告パッケージを依頼するのは、勝手ということになるでしょう。

一般的には、テナントさんが、security deposit (敷金)と、first one month's rent (最初の月の家賃)を払うので、その支払いの中から、エージェントさんが自分のコミッションをさっぴいて、その残りをもらい、セキュリティデポジットは、テナントさんの退去のとき、お返しする、ということになります。

プレイスメントというのは、一般には、配置とか、そういった意味で、「何をどこに配置するのか」の文脈が、プレイスメントという言葉を使われている文脈に出てきますから、そこを瞬時に掌握しないと、いけません。

人材派遣/配置という文脈で用いられることもあれば、この不動産の例のように、テナントさんの客付けという使い方もあるわけです。



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