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(女性)資産家には、悩みもたくさん?

私自身の対米不動産投資のアングルは、”サラリーマンでも、副業的に、数百万単位からの不動産投資!”ですので、メインのお客様の金銭感覚は、いわゆるリッチマンのそれとは違うのではと思いますが、融資業務のお手伝いで、有産階級?と思う方々のお手伝いをした経験も、絶無ではありません(笑)。

ご実家がリッチだったり、また、ご本人に資産がある場合、資産関係の悩みが、結構あるなあと思うことがあります。


あるお客様のアメリカの別荘を購入するお手伝いを、融資付けという観点から、したことがありますが、この方は、独身女性で、家業をお手伝いされている立場。ご本人も、相当な高収入です。

しばらく前、このお客様から、ご相談がありました。

結婚を検討しているが、相手に資産がないので、家族が、別荘は、売ってしまえ、というのです、、、

いや、有産階級は、婚活も、大変ですね。

私は、下のようにお答えしました。

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今、アメリカの物件は、売却すると、含み資産分がロスになると思うので、お勧めしません。

今回、融資が付いているのですが、共同名義にするのであれば、融資銀行の了承を得なければいけなくなり、配偶者様には、別途、銀行とのやり取りを手配してくれる弁護士が必要になります。

その上で、離婚後、その方自身、Aさん(相談者)と独立して、銀行に対して債務を負うことになりますので、冷静に考えれば、相手の方に資産や収入が少ないのであれば、その方にとっても、そんな負債が、プラスかどうか、わかりません。

他方、共同名義にしなければ、離婚時には、日本では、協議に基づき、財産分与が行われ、出発点は、独立財産制で、また、日本は、まだ、有責配偶者には、法は厳しいので、物件という形で、資産をお持ちだろうと、現金や株券という形で、資産をお持ちだろうと、離婚するときは、やり方次第で、大きな違いはないのではないでしょうか。

私は弁護士ではもちろんないので、表面的なことを言いましたが、必要があれば、弁護士に相談され、女性の幸せと家族の資産管理はドライに分けて、それぞれを、ギブアップせず、別途、追及されることを、お勧めします。

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アメリカでは、婚前契約を、prenuptial agreement(プリナプチュアル・アグリーメント)、省略して、prenup(プリナップ)といいます。一方だけが資産家の場合のみならず、それぞれに前の結婚からの子供がいたり、両方の実家にお金があったりといったいろいろな場合に、事前に、離縁のときの財産分与方法について、合意しておくことは、意味があることだといっていいでしょう。

日本でも、こうした頭の働かせ方は、必要になってくると思います。サラリーマン投資家様も、「自分たちには、関係ないや」というなかれ。私たちの子供たちの結婚時には、ご自身の資産が、それなりの額になっている可能性が、大ですゾ(それを目標に、今がんばっているわけですから)。

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