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断熱(材)ってなんていう?

断熱のことを、insulation, 断熱材のことは、insulation material(s), building insulation material(s) といいます。

いろいろな種類の断熱材としては、

グラスウール → fiberglass
ロックウール → rock wool
ポリスチレンフォーム → Polyurethane Foam (SPF)

といった感じらしいです。

最近、日本でも、一部で言及されることがあるセルローズファイバー(リサイクル新聞紙の粉のようなもの)は、cellulose fiber。

昔は、アスベスト、つまり、asbestos (英語では、アスベストではなく、アスベストス)も断熱材として、広く使われていました。

アメリカでも、現在、グラスウールが、つまり、ガラス加工系が、住宅用については、一番普及していると聞いています。これには、長期的な市場の自由競争というよりは、building code (建築基準)指定に関連する政治的な攻防があったともいわれるようですが、近年、”火災に弱いのでは”と攻撃されてきたセルロースファイバーも、現在の仕様では、そのようなことはないことが、実証実験で確認され、ある程度の巻き返しを見ています。

他方、日本では、この論争は、始まったばかりと言ったところなのでしょうか。

ただし、日本国内で流通している情報で引用されている「米国では」論からしてが、結構、素人の私の簡単なネットサーチに照らしても、間違っているように見えるものがあり、消費者を脇に置いた一部ギョーカイのあり方には、例によって、鼻白みます。《工法等については、私は素人なのでここでは言及しません。業界体質改善のため、顧客志向を貫いている関係者の方々、がんばってください。》

トヨタなんか、確認できるか分からないような不具合で、工場建設も吹っ飛ぶような熾烈な品質管理競争を強いられているのに、、、日本の住宅業界に、行政補助をもらって、《暮らしの手帳》編集部が踏み込んでほしいです。いや、《通販生活》への出向義務付けでもいいかも、、、笑

さて、吹きつけは、blown in、シートは、batts。

ちなみに、断熱というのは、日本では、すごくマイナーでありながら、大変 sensitive な分野のようですね。硝子☆維☆会のHPは、感情的で、空恐ろしいです。

いや、細かすぎますね、、、ホント、、、

マニアックな、記事でしたが、このサイトは、業界の方々も見てくださっていますので、こういった方々は、ぜひ、この分野でも、米国に関連した情報収集は、学術レベルの論文や英文を一次資料とすることを、心がけてください。何を、「一次資料とするか」は、それ自体、論争の対象となるかもしれません。

日本のこのエリアでは、残念ながら、業界団体やメーカーの援用する資料の質に一貫性がなく、何十年と業界にいながら、慣行以外を知らない方が、多すぎます。管轄省庁が、依然、消費者に対し、業界を守っているムカシモードのままなのも、残念すぎますね。

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