土台は、英語で、なんと言う?
建物検査の関係用語の英語用語集を作り始めたら、毎日数回更新しないと、追いつかないかも、、、
建物の土台は、foundation といいます。
一般的な用語で、「勤勉さは、蓄財の礎だ」といったような比喩としても使います。
Diligence is the foundation of wealth.
この前決済した物件の建物検査レポートには、以下のような言葉が使ってありました。
The foundation is shows no signs of wear.
これは、どう訳すか、悩ましいというと悩ましいですが、こんな訳が、「ぶっちゃけ」ではないかと思います。
土台は、表面上、特段、劣化のあとは、認められなかった。
上のレポートで、スペルミス(wear がware になっている)があるのは、ご愛嬌です、、、汗
実は、この文章の中で、経験のあまりない買主が、一番、気をつけなければいけないのが、shows という言葉です。
Shows を、あえて、「表面上」と訳したのは、一般建物検査というのは、土台(foundation)の構造自体について言及するものではなく、表面上、もっと精査するべきかどうかについての目視を中心にしていることが、英語では、この単語で、明らかになっているからです。
ミシガンは、地震はなく、古い家屋でも、これで良しとしますが(このエリアの物件は、土台は、地下室でもあるので、内側からの検査は、地下室内の問題として指摘されることになる)、カルフォルニアのような地震のあるエリアで、数十年たった物件の一般建物検査を手配すれば、「詳細は、構造検査士へ」に、という標準的な断り書き(disclaimer)は、場合によったら、真に受けないといけないようです。
このように、業界英語というのは、実は、表面的な語学力だけの問題では、解決しないものであることを、認識することが、重要です。投資家にとっては、一言一句が、10万、100万、1,000万の価値となって跳ね返ってきます。
私自身が、不動産投資英語塾や、投資セミナーで、一番、重視している部分です。
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