対デトロイト不動産投資視察旅行
2011年6月1日追記:22名のご参加表明を受けて、これ以上の人数は、グループ移動手配が困難になりますため、お申し込みは、残念ながら、締め切りとさせていただきます。申し訳ありません。秋口に、カルフォルニア/ラスベガス方面視察旅行を計画しておりますので、ご関心の向きは、メルマガにご登録ください。対デトロイト視察旅行は、来年、また、企画いたします。
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こんにちわ。2011年6月の視察旅行のみならず、自分自身の身辺整理で、すっかり余裕がなくなっている中山道子です。
というのも、私という人間は、短期間に何かをやることはできるのですが(時間対効果で見ると、大変効率がいい)、他方では、長時間労働に向いておらず(アウトプットの品質管理を前提とすると、確保できる労働時間数が短い)、結果、自分のスケジュールに、”ぶらぶらしている時間”を組み込んでいるだめなやつなのです。
ということで、昨日は、遅まきながら、子供と、ジェイデン・スミス/ジャッキー・チェン主演”ベスト・キッド”を見て、大いに感動しておりました。
お母さんの転勤で、中国に転居する主人公が、カンフーとの出会いを果たすのですが、この背景も興味深いですね。
いまどきの家族事情を反映して、主人公ドレが、シングルのワーキングマザーに育てられているというのもそうかもしれませんが、そのお母さんは、自動車産業に従事。
デトロイトで仕事がなくなって、北京転勤が背水の陣になっているため、お母さんは、”ここで勤め上げるしかない”との決意で、新しい環境でも、”いいじゃない””おいしいじゃない”と何でもアップビート。
主人公は、いじめっ子たちに遭遇し、北京がいやで、「おうちにかえりたい、北京なんか、嫌いだ」と訴えますが、お母さんは、「帰るところなんかないのよ、私たち、今は、ここが、おうちなのよ」と答えざるをえません。
他にも、ドレの転入早々、初めてできた金髪碧眼の友達(そうです、80年代の米国だったら、白人が主人公だったでしょう)は、早速、「ここは中国なんだから中国語ができるようになるといいよ」とドレにアドバイス。他言語を学ぶことがいやだったドレも、最後には、好きな女の子のお父さんに、友人づきあいを認めてもらうため、用意してもらった中国語のスピーチを、自分から読み上げることができるようになって、、、
アメリカのエンタテインメントは、本当に、メインプロットに関係ないところからしてが、芸が細かいですね。
ていうか、「カラテ・キッド」のオリジナルができたときと違って、原題は、"カラテ・キッド"という名前なのに、もう、日本なんか、関係ないですから。
つまり、こういう商業娯楽大作にも、現代のアメリカ人が、ひしひしと感じているメッセージ、つまり、
China is here to stay whether we like it or not
中国と付き合わなければ、アメリカに明日はない
という強烈な意識があり、その作りこみぶりに感心しました。
ライバル役である中国人のいじめっ子が操るカンフーは、やり口が汚く、本当のカンフーではない、正々堂々とルールを守って戦ってそれに勝つことが、世界の世論を味方につける道であり、また、その方法によってのみ、本当の勝利が、もたらされる。そして、汚い手を使いながらも負けてしまったライバルは、実力不足を認め、主人公のコーチに敬意を評し、一同、深く、礼。。。
いや、ここで、主人公ドレのコーチが、中華圏の人間でありながら、中国に反発する立場にある香港出身の国際スター、ジャッキー・チャンだから、このシーンがまた、さえますね。中国のやり口に、辟易しているのは、欧米人ていうだけじゃないんだよね見たいな、、、
これが、”今の米国人から見た米中関係(の進むべき道)と、そして、それを取り巻く世界”、みたいなことなのかと思うと、官民一致で、こんなところでまで自国カルチャーのプロパガンダにそつがない米国の底力をひしと感じます。
どんどんやってよ、われわれ日本人は、政治もそうですが、文化的には、とにかく米国追随ですので(苦笑)。
そして、主人公のジェイデン君のスタークオリティ!
超人的なアクションのみならず、演技、そして、主題歌まで歌えてと、多芸振りが、また、すごいですね。ここでも、米国人の強烈な実力主義、カリスマ崇拝、個人主義信奉をそのまま体現する個性がちゃんと存在するのが、返す返すも、米国のすごいところ。ジェイデンくんなら、数ヶ月で、本場北京のカンフー大会で、いきなり勝利する筋書きでも、ぜんぜん文句ありません、はい。
ということで、この、米国対中国という弱肉強食のグローバルコミュニティで、凡人のわが子が、どうやって、将来サバイバルしていけるかも、心配しなければいけないことを映画から教えられ、私自身、製作陣に深く、心の一礼をして終わった夕べなのでした。。。
さて、与太話はいいとして、6月11日出発の2011年対米不動産投資視察旅行の現地日程ができましたので、ご案内します。
私なりに、皆さんとグローバルな投資家を目指すということで、今回も、以下に、たくさんの専門家のかたがたとのやり取りを設定してあります。
専門家コンサル集団
■管理会社
管理概要、全体成績、今後の課題、etc
■弁護士
強制退去や債権回収、LLC設立、各種法的トラブル
■公認会計士
確定申告、個人vs LLC、特に質疑応答
■保険エージェント
現地保険保障体制
■銀行員
日中、銀行の窓口に行くと時間がかかるので、現地口座開設を、ディナー中に手配してくれます
■決済代行会社担当者
決済に関わる様々な論点。権原瑕疵保険問題。
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現地トーク
建物検査士、水道業者、電気業者、現地修理クルー、現地不動産仲介業者、
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まだ、全部のセッティングが終わったわけではなく、これ以上にいろいろな現地スペシャリストにあっていただけるか、やっているところです。
さらに、一部は直接は関係ありませんが、参考までに、米国人のFPの方に、米国流の資産構築について、お話いただけるように、今回アレンジしています。
今回参加者様総数は、現在確定している範囲で、私を除いて14人、スケジュール調整中が、お二人です。ご予定さえつけば、私のほうは、6月上旬までアレンジ対応可能ですので、まだ、ご連絡いただいていない方も、場合によって、ご相談ください。
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