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2013年米国成長産業とは FORBESから

こんにちは。

米国不動産投資家の中山道子です。


The Fastest-Growing Industries Over The Last Year

米国経済再生の鍵は、建築関係?

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ある金融関係の調査会社、SAGEWORKS社の発表によると、2013年トップ成長産業のうち、12が、不動産に関連していた。〔中山:下がるときもきっと同様だったと思いますけどね笑〕

Real-estate agents and brokers, residential builders, foundation contractors and lumber wholesalers are among the top six.

不動産業者、住宅建設業者、土台建設下請け業者、木材卸売りが、トップ6位に食い込んだ。

On the commercial construction side, nonresidential builders, engineering firms and heavy-construction (non-highway) firms are ranked 9th through 11th, respectively.

商業建築部門では、非住宅関連の建築業者、建築工学関連会社や、(ハイウエー建設以外の)大規模建築業者が、それぞれ、9位、10位、11位についた。

このようなデータの重要性は、フォーブス誌によると、セージワークスの集計するデータが、「ウオールストリート(株式公開企業のデータ)」と異なり、非上場企業のものだから。そして、米国の2,700万の会社のほとんどが、未公開で、この比率は、従業員がいる企業においても、99%なんだそうです。

これらの企業の売り上げは、民間GDPの半分以上を占め、2010年以降は、実質民間求人増加数の半分以上を占めているということです。


不動産関係以外では、運送業が快調。ノース・ダコタの石炭、石油、シェールガス関連産業、テキサスの石油関係の産業発展を前提にしたものではないかというコメントがつけられています。

実際、ノース・ダコタのエネルギー関係の求人需要は大きく、住宅供給すら間に合わず、転職者たちは、バラックに住んでいると聞いています。

2014年3月19日CNN報道、ND、2万人の求人


不況の元凶は、不動産・建築関係。このエリアでの需要が、内陸部で回復(全国レベルでは回復ですが、ノース・ダコタのように、エリア的には、新規成長といっていい状況)を見せているのは、結構なことです。


しかし、HISTORICAL HOUSING STARTS(長期新築着工件数)を見ると、まだまだですね。今後、新築着工件数が、さらに増えていくのか、時代や人口との関係で、大きく「回復」するというわけにはいかないのか、一度リサーチしてみないといけないと感じます。

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そして、関係ないようで、有機的なデータの基礎となるのが、米国一番手引越しトラックレンタル会社、UHAUL社の2013年次TOP DESTINATIONSリスト。

住宅デベロッパーのサイトで見つけてなるほどと思ったのですが、ユーホールの「ONE WAY NUMBER ONE DESTINATION」(転居先ナンバーワン)都市は、テキサスのヒューストン。


U-Haul Names Houston as the Number One Top 2013 U.S. Destination City


1位 ヒューストン
2位 オーランド
3位 ラスベガス
4位 シカゴ
5位 サンアントニオ
6位 オースティン
7位 ブルックリン
8位 フィラデルフィア
9位 コロンバス
10位 キャンザス・シティー

ヒューストンは、「デベロッパーの夢の都市」と呼ばれており、今後の内陸部(最近、内陸部に開発が整備され始めている鉄道網の名前から、CORRIDOR STATESと呼ばれることがあります)の発展が、ITなどの一部産業を除いて、米国経済の新規展開を牽引している傾向が、浮き彫りにされてきたのかと感じます。

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