HOME > つぶやき > 

グローバル・ノーマッド・ライフは、簡単に実現できる!?

対米不動産投資家の中山道子です。今、中華圏のポテンシャルを体で感じてみたくて、中国に住んでいますが、それなりに楽しくやれています。

今日は、最近登録した「グローバル移住希望者向けメールマガジン」(日本人向けではなく、欧米人向け)の最新号に、食いついてしまいました。日本人向けに、マレーシアなどの移住情報も時々、見ていますが、そちらは、皆さんのほうが詳しいだろうと思いますので、ここでは取り上げません。

いわく、「リタイヤ、起業に、最近、カリブ海で熱いのは、ここ!」

dominicanrepublic.jpg

青い空、澄み切った海。カリブ海といえば、やはり、これですね! ドミニカ共和国に行けば、今、この天国が、外国人に、簡単かつ安価に手に入るとのこと。


地元の言語はスペイン語で、マイアミからだったら、飛行機で2時間。今、欧米人エクスパットコミュニティに「開発」されはじめたばかりで、「高くなりすぎておらず、他方、外国人にとっては、不便すぎない」ちょうど旬な時期なんだそうです。

いわく、

■ カリブ海で、一番、お値打ち! 賃貸の場合、年金生活者は、1,200ドルで、普通に暮らせ、2,000ドルの予算が組めれば、メイドも使うラグジュアリー生活OK。家を買えば、この生活費は、ぐっと下がる。住宅のご予算も、10万ドル以下が普通!

■ ヨーロッパ人の入植の過去のため、欧米文化の影響が色濃く、文化もそこそこ楽しめる。欧米人エクスパットもたくさんおり、地元で、スイスチーズもドイツ式サラミもフランスパンも買える。

■ 空港が整備され、米国へは2時間のフライトで行けるようになったところ。島の中の道路整備も進んで、島内も容易に移動できるようになった。あわせて、不便なエリアでも、食料品などの物資の値段が下がった。

■ リタイヤ族は、1,500ドルの政府年金を証明すれば、リタイヤ・ビザが取れる。起業族は、通信や農業、コールセンターなどの一部の産業については、なんと、15年の免税措置による誘致政策があり、そこまで大掛かりなものでなくても、観光業(例:ツアー業)を開業するだけでも、10年免税の対象になる。


なんという役に立つメルマガ!

私も、昔、親の仕事で、このドミニカの近くのトリニダード・トバゴというイギリス系の英語国に住んでいましたが、そこの首都、ポートオブスペインの不動産なんか、米国主要都市と同じ価格です。しかも、ビーチは汚かったという。

ドミニカは、まだ、地元の人の時給は、2、3米ドル相当なんだそうです。中国では、私は、メイドさんには、3時間弱で、80元、今の相場だと、13ドル、日本円にして、1,600円払ってますから、いや、人件費は、もう、中国都市部のほうが高い感じですね。

私の場合、「その気になれば、本当にどこにでも住める」ので、こういう情報に(実は結構たくさんあるようですね)、いちいちまじめに悩んでしまいます(笑)。

調べてみると、2ベッドルームのプール付きコンドミニアムは、本当に、5万ドルくらいから、地味なものが販売されていました。といっても、プールつきです。


dominicanrepublic2.jpg


小国だから、どうのこうのいうような数字じゃないと思いますが、去年の成長率は、堂々の7.1%だったそうでw 世界のリタイヤ族、グローバル・ノーマッド族を誘致することで、それこそ、「インバウンド観光」先進国を目指し、それが、そこそこ、軌道に乗りはじめたところなのでしょうか。

子供が小さい世代に気になるのは、教育ですね。

一応英語校はあるものの、米国の普通の私立より高いくらいで、しかも、別に、「学校がいいから引っ越す」レベルであるといったわけではないようです。というわけで、小中高を過ごすのに、よりお値打ちなのは、すべてがスペイン語カリキュラムの地元の有名私立だそう。

大学は「悪くはない。しかし、オックスフォードってわけじゃないよ」と関連サイトに書いてありました。よくわかります。こっちのニーズも、そんなところです、はい。

カリブ海なんていうと、日本からは、「??」という感じですが、米国人にとっては、実は、完全な裏庭。

どう「裏庭」かというと、普通の意味なら、こういうふうなリタイヤライフとか、観光ですが、その「裏庭度」は、日本人には、にわかには想像がつかないところまで及びます。

米国人にとっては、例えば、「米国の医学部に入れなかった学力レベル」の場合、「それでも、医者になりたい」という時には、プエルトリコやカリブ海の医学部に進学するという奥の手が、あったりするのです。

「裏庭」なんで、入学は、もっと楽で、費用も割安。米国で、そのまま、単位が認められます!

実は、今、日本人が、米国で医師になりたい場合、米国の医学部に行ったら、学費や生活費で、最終的には、ウン千万、四捨五入で一億に手が届くような額が、かかるでしょう。しかし、それでも、レジデンシーを希望すると、ビザ発給してもらえない場合がどんどん多くなってきているようなのです。

それに対し、ドミニカ共和国の医学部に進学した場合、年間学費は、外国人留学生向けで、1万米ドルだというから、米国の医学部との価格差には、驚きです。親が一緒に現地で生活したりして、高校進学させ、ドミニカ籍を取得しておけば、もっと安いことは、上述の通り。

子供が医学部を卒業するのを見計らって、別途、50万ドルの投資で米国グリーンカードを準備すれば、普通の日本人の場合であっても、お子さんは、ビザ・トラブルに対面することなく、米国で医師開業できます。「有名校」を卒業する学力や資金力がなかったとしても、英語のみならず、スペイン語でも診察ができたら、とりあえず、別のレベルで、結構、食っいっぱぐれなさそうな気がしませんか?

外国人であっても、米国で医師になりたい場合、米国で進学するより、こっちのほうが、安くて、楽で、鉄板って。面白いですよね。

さらに、計画性が高い方々は、アジアの同胞、韓国や中国の方々に倣い、まずは、お子さんは、米国で出産しておきましょう。これで、米国移民ビザの費用50万ドルが、前倒しで節約できますw

このように、実は、世界は広く、いろいろな可能性に満ちています。このブログでは、最近、いつも、先進国の貧困率がどうだとか、そういった暗い話題を取り上げることのほうが多いですが、このレベルの「気働き」「頑張り」「計算」、そして、なにより、「逆張り」ができる方には、実は、「将来は、めっちゃ明るい」というのが、”もう一方の世の中の現実”なのです。

+++++

ちなみに、子供に、この話をしたら、

「あれ、ここ、この前転校していった韓国人のKちゃんが引っ越すって言っていた国だ!」

というではないですか。

+++++

さすが韓国人。

中国の地方都市から、この記事を発信している私の「身近」にも、ドミニカ移住の実例がいたというオチまでついたという。

「まだ東京で消耗しているの?」のイケダハヤトさんのように、地方移住もいいですし、国際転居、国際起業も、実は、このように、結構、簡単ともいえるんですよ、というお話でございました。


中山からのお願いです。
記事がお役に立ったら、下の2つのボタンをクリックし、ブログに投票してください!
人気ブログランキング にほんブログ村  海外生活ブログ アメリカ情報へ
ご協力お願いします。
中山道子メルマガ登録URL
お名前
Eメール
Eメール(再)

ご登録は無料で、解除は、随時可能です。
最近の配信例は、こちらから。大体、月1度くらいの配信です。

*********

メール配信解除
ご登録のメールアドレスを入力し、解除ボタンを押してください
登録メールアドレス

≪ 一つ前のページに戻る ≫


このページの▲TOPへ戻る