都内に新築マンションを買って老後に備えられるか?
よく、大手デベロッパーの営業が回ってきて言いますよね。一時は、よく、ペイオフ対策と言う言葉を使っていました。年金対策、リタイア、エトセトラ、エトセトラ。
現役世代が、新築マンションを、30年、35年ローンを組んで購入し、それが、65歳になったとき、完済できているから、老後の対策になる、、、。気をつけなければいけないポイントが、たくさんあります。
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不動産流通経営協会のアンケートによると、平成12年、住宅を買い替えて損をした人は、79.2%だったと言うことです。(江口希孝著『誰も知らなかった「住宅ローン」の正しい知識 - 交渉術から計画の立て方まで』2005年出版)
損失額は、1,000万以下2,000万未満が35.2%。
2,000万以上3,000万未満が14.4%
3,000万以上が12.0%
あったそうです。
平成2年から6年に購入をした人は、平均、2,704万もの損失を出しています。
7年から11年では、1,694万
12年以降の購入は、266万
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これは、投資物件に特化した調査ではないので、上の例と直接は関係しませんが、ここで、冷静に考えてみてください。
あなたの周りに、現在、築30年のワンルームマンションが賃貸に出されていませんか?同じ広さの新築マンションとの賃貸価格差を、調べてみてください。
同じなわけはありません。大きく、劣っているのです。なんだったら、中を見せてもらってください。管理やメンテが悪ければ、今買うマンションが、同じような劣化を経る可能性、あるのですよ。
しかも、価格差を、調べてみてください。新築だったら、1,500万とすると、築30年マンションは、その2分の1くらいの価格、下手をするともっと下の値段が付いてしまっていませんか?
しかも、そうしたマンションでさえも、リフォーム代など、その間に何十万、百万単位で、つぎ込んでいるのです。
35年ローンプラス、メンテ、補修費を払った後、資産価値が半減したワンルームを持って、あなたは、年金対策ができたといえるでしょうか?
業界では、長年にわたる管理の良いデベロッパーは、やはり、こうした点で、評判が良いので、どうしても、新築マンション投資をされたい場合は、立地が良いことももちろんですが、10年単位で管理体制に実績のある物件シリーズを世に送り出している会社の物件を、探す、という視点を、検討してみてください。
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