2016年最新版 外国人投資家に人気のエリアは?
全米不動産協会サイトで、外国人投資家に人気のエリアランキングが出ていましたので、ご紹介します。
Where are Global Buyers Searching in the United States?
トップは、ロスやサンフランシスコ、ホノルル、はたまた、マンハッタンかと思いきや、、、
調査方法は、2つ。
いずれも、オンラインで、一つ目は、外国からのサーチが一番多かった都市をリストアップするというもので、「該当都市の規模を考えたら、普通に比べて、どれくらい、特に、興味がもたれているか」という観点(PROPENSITY INDEXというのだそうです)なためか、なんと、トップは、
>ワシントン州ビリンガム市<
という一見、小さな都市。
米国に最も不動産投資をするのは、今台頭中の中国人ではなく、隣国カナダ人なので、この市も、カナダ人、ついで、イギリス人の関心が高いようです。
ワシントンDCエリアは、現在、米国でもっとも発展しているメトロエリアといっていいので、バケーションホームというより、移住や仕事がらみの観点からの関心かもしれませんね。
それに対し、二つ目の、実際に、多くの外国人がもっともサーチをしているエリアでトップなのは、
>マイアミ・フォーとローダーデール地域<
ここも、カナダ人の投資が最も目立ちます。
日本人がもっとも好むのは、やはり、
>ホノルル都市部<
で、ホノルルは、全体ランキング5位でした。
次の都市で日本人に人気があったのが、
>アリゾナ州フィーニックス・スコッツデール地域<
で、全体では、12位ですが、日本人にとっては、2位の様子。
20位にランクインした
>アリゾナ州ユマ地域<
が、日本人にとって第三位だったのも、興味深いところです。
ウエブ上のリサーチ結果の集計なので、不備もあります。この調査結果は、「何国人がどれくらい、買っているか」という実際の売買の集計ではありません。
今台頭が盛んに注目されている中国本土からの投資ですが、このインタアクティブマップでは、まったく出てきません。
あるいは、中国本土からのアクセスは、偽装IPアドレス(VPN経由)で行われているといった理由で、集計できないのかもしれませんね。
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