STAGINGとは (売却物件をショーアップさせるテクニック)
対米不動産投資家の中山道子です。
最近、米国中古市場でも、デジタルステージングが定着し始めています。日本でも、新築マンション分譲でしたら、一般化しているのではないでしょうか。
どういうのかというと、、、こんな感じです。私達で手がけたフィックスアップ案件の掲載写真から転用しました。
STAGINGというのは、家具を入れて、物件をショーアップすること。
アッパーなエリアでは、普通の個人が自宅を売る場合でも、通常、以下のようなプロセスを経るそうです。
1)自分たちの家具をすべて撤収
2)プロを雇って徹底的に掃除
3)スペシャリストにお願いし、ステージング用の家具を借りてコーデ
大変そうですね。
ということで、デジタルステージング。
写真を取った後に、デジタルで、素敵な家具を並べてみるわけです。
元の写真も手元にありました。
印象は良くなっているでしょうか?
こういう印象的な写真を取る場合は、普通のレアルター(不動産業者さん)が自分の携帯で写メというわけには行かず、プロを頼みます。アメリカでは人件費が一番高いですから、基本的にはスキルに対して払うというより、まあ、相手の生活費に対する対価という感じですよね。なので、値段は、居住するエリアの物価相応なんではないでしょうか。
更に、それを加工するのは、別のサービス。こちらは、ネットでいいので、オンラインでいろいろな会社があるようですが、数枚で300ドルとか、結構、写真を取るのと同額くらい、かかる感じです。
実際のステージング、借りた高級家具搬入よりは安いわけですね。10万ドルランクの家では、あまりやりませんが、30万ドル、50万ドル以上といったワンランク上の家の場合は、一般化してきています。
関係ありませんが、うちの子は、一時、マインクラフトで建物造りにハマっていて、YOUTUBEでしきりに立派な建物を作っているユーチューバーのビデオを見ては学んで?いました。こちらは、「??」みたいな感じでしたが、そういうのも、今の社会においては、「スキルの芽」ってことなのでしょうか。それならそれで、もっと突き詰めてほしかった。。。(もう全然やってません。)
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