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物件を見ないで買うとき

アメリカが、先進国だと思うのは、物件を見ないで購入すると言う場合も、買主を保護するいろいろなシステムがあること。

物件を見ないで買う、ということを、buy sight unseenといいます。一般的には、レアルターに、物件検索を任せる、ということも、可能でしょう。レアルターには、物件の市場価値のチェックもやってもらえます(comparative market analysis)。

私自身は、レアルターが入ると、問題が複雑化するのと、物件が割高になることが多いので、直接買主と交渉します。

レアルターのほか、自分のteamでやってくれる人に、


弁護士
(クロージングの代行などやってもらえる。州によっては、タイトルカンパニーでなく弁護士のエスクロー)

検査業者
物件の性能や機能をチェックしてくれる

査定業者
どうしても、物件の市場価値が気になるようだったら、レアルターのCMAのほかに、査定業者にお金を払ってでも、査定をしてもらうことも可能です。

タイトルカンパニー
通常、クロージングは、第三者機関であるタイトルカンパニーで行います。

銀行
銀行でローンをとる場合、売買がスムーズに行くように銀行自体も介入しますから、銀行のローンが取れると言うことは、その意味では、売買がスムーズに行っているということが、そういう観点からは確認できるでしょう。


これだけいろいろな立場の人々が介入すると、それぞれ、利益報酬が違いますし、お互いの仕事をチェックしあい、補完しあう役割を演じることができます。

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