アメリカ(海外)不動産投資で利回り２０％以上

アメリカの賃貸借契約概論です。まず、通常、期間は、日本の半分の1年。
また、日本で言う敷金礼金ではなく、deposit、デポジットが一か月分。これは、特段の支障がなければ、全額返金する必要があります。

人が入る場合、通常は、クレジットチェックといって、入る人の身元調べをします。与信がある程度でないと、入居させられません。

ここが難しいところで、現在のアメリカでは、与信がよければ、頭金が5%もあれば、家が簡単に買えてしまうので、あまり与信の良い賃借人と言うのは、難しいのです。

他方、あまり与信が低く、過去にいろいろ踏み倒したような人を入居させるわけには行きません。

また、アメリカでは、医療費問題などがあり、ちゃんとした人が、10万ドル単位の医療費に悩まされて、破産をした、なんていうことも、ありえます。そういう人は、与信があまりよくなかったりしますが、そういう場合、個別に、直近の貸し手に「この人はちゃんと支払いをしましたか？」といった問い合わせにより状況確認をするといったことも必要です。

刑事関係の犯罪歴についても、管理会社で、チェックをしてくれます。そうしたチェックを受けるための費用は、賃借人が払うのがアメリカの常識です。