管理会社を味方につける
管理会社は、不在オーナーの強力なパートナー。
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家賃から管理費を取られるほうは、7%、10%と身を切られる思いですが、ここで考えてください。
管理会社にとっては、たとえば、家賃1,000ドルの物件を一軒預けてくれるオーナーは、毎月、多くても、100ドルの収益。
その時々に、
★新賃借人の募集
★補修工事
などがありますが、基本的には、利益はめちゃくちゃ薄いです。
向こうとしては、ある程度のビジネスが成立しだすのは、管理軒数が増えて、銀行に常にその家賃が1か月分、相当額、あったりする状態が生じ始める頃。しかし、あくまで数頼みの、利が薄い商売です。
レアルターなんかは、コミッション制で、入らないときは一銭も入りませんが、それでも一応ご成談となれば、一軒あたり、10万ドルごとに3,000ドル入るわけですから、金額が違います。
それを考えると、1軒だけ、物件を預ける立場と言うのは、遠慮が必要です。向こうにとっては、「仕方ない、これも数のうちだ」くらいの扱いなのです。
なので、あまり「こちらは客だ」という態度でなく、相手の立場を思いやる必要もあります。(無能な場合はもちろんまた別の対処が必要ですが)
また、管理会社がそこそこ「お客さん」と思ってくれ始めるのは、数軒、預け始めることができたときだということも、念頭においておきましょう。
私も、大体、3軒を目安にしています。それくらいあれば、まあ、お互い、いろいろと、利害が合致しだすでしょう。
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